voc研 FBでの津谷理事のコメント(イソシアネート解説) | 化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです

・津谷 裕子
6月17日 0:00
実証的な発表をしよう。
18日に高木基金報告会で述べるのは、AIHce・AIHA(米国産業衛生会と訳せる)とACGIH国際労働安全衛生研究所の共催で2016にイソシアネートを安全に、という講習会でのパワポ200枚を圧縮して数枚のVOC研の資料と共にまとめたものです。
 FACEBOOKでは、イソシアネート影響を実際に調査しない推測で過小評価した情報が流れているので訂正します。
1.イソシアネートは溶液や蒸気中分子では水分子と用意に反応して寿命が短いですが、実際の環境汚染として放出される時には蒸気は少なく液体粒子や粉体粒子が多く、空気中で似ず分子とすぐ触れるわけではないので実際の半減期は1~2日あることが調べられています。
PCBなど塩素化合物のように蓄積するわけではありませんが空気中ではすぐ消えるので健康影響ないと思うのは実際とは合いません。
2.ポリウレタンになったものはイソシアネートに戻ることはない、わけではありません。
ポリウレタンはイソシアネートが数10万~数百万個結びついて大ききうなった分子ですが、加工や温度上昇、日射で切れ切れになった分子として空気汚染することが確かめられています。
切れ切れになるのは文氏1つづつとは限らずに不規則な切れ方ですが、少なくとも1個の反応性があるイソシアネート部分をもって、イソシアネート単分子同様な毒性があります。
ポリウレタンになっていても毒な空気汚染を発生させることが確かめられています。
3.イソシアネートで過敏症になった後では、一般環境にある多くの物質にも同様な過敏症状を起こします。
4.汚染原因製品として日用品、化粧品、農薬、繊維製品、土木・建築材料(セメンント・アスファルト・漆喰・塗料・接着剤・床材・防水材・シール材)、医療・介護用品、柔軟剤・消臭剤・香料、家具、繊維加工剤、
、含まれる製品の多様性から見て、多種化学物質過敏症の中には実際の原因が種々の製品に共通に含まれるイソシアネートだった可能性もある。

 

runより:土壌汚染は起こさないですが揮発すると有害なのは明らかですね。

内科などで普通に血液検査でイソシアネートとホルマリン(ホルムアルデヒド希釈液)は有害化学物質として検査出来るほど昔から危険性は知られてましたがスルーされてきました。

唱える人が居ないと危険性が伝わりません、用途の多い化学物質は総量が多くなる為1つでは無害でも実際1部屋で5000とかあり得ますからね。