地球環境における有害性VOC発生源と分布の探求_続き-5 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・イソシアネートは、職業性喘息の主原因の3つのうちの一つです。後の二つは小麦と木くずの粉塵です。

化学物質としてはイソシアネートだけが突出して喘息になり易いのです。  

職場の1%~~20%、実に5人に1人が喘息になったところもありました。 

主に、呼吸で吸い込みます。

皮膚からは少量ですが、蒸発しないものに触っても入り込みます。

匂いが無いので、臭うかどうかでは防げません。   

1回だけ暴露した時の急性症状は、24時間以内に咳、ゼイゼイ喉が鳴り、呼吸困難の酸素不足になります。
 3か月以上繰り返すと、慢性になって喘息が悪くなります。
喘息になる前の軽い時は、先ず、空気の通り道で炎症が起きます。
鼻と喉がちょっと刺激された感じ。
重い時はもっと中の気管支まで酷い刺激と、胸の締付感と呼吸困難が起きます。
皮膚は、接触皮膚炎が起きます。 

動物実験では、皮膚からの吸収でも、喘息が起きました。   

目が熱い感じや、涙がにじんだり、結膜炎になったりします。

私は、涙がつつーっと流れて、翌朝涙の通り道に芥子粒ほどの痛い粒粒が並んで出来ました。  

鼻の中にも刺激と炎症が起きて、鼻が詰まったり鼻水が出たり、喉の方に鼻が流れたりします。  

こういう症状は、一緒にある汚染物質によっても影響されて変わります。

 

・過敏性肺臓炎にまで進むと、インフルエンザの時のような、疲労感、関節の痛み、発熱、気分悪さ、咳、等が現れます。
 1日か2日きれいな空気のところで休むと回復しますが、汚染環境が続くと慢性になります。
イソシアネートは体内で蛋白質と結びついてアレルギーの引き金になります。
イソシアネートで一度アレルギーになると、繰り返してアレルギー症状が起きやすくなります。 

アレルギー反応は、吸収した直後からとか、数時間してからとか、直後に症状が出て収まったと思ったら数時間後にまた発症することもあります。
 とても低い濃度でも発症します。
職場が原因だと休暇で回復するので原因が分かりますが、地域に原因があるとわかり難いです。