地域環境問題」を解くことを目指して | 化学物質過敏症 runのブログ

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http://www.nies.go.jp/kanko/news/35/35-2/35-2-05.html


「地域環境問題」を解くことを目指して
【地域環境研究センターの紹介】
今井 章雄
 私たちの身の回りでは様々な空間スケールの環境問題が起きています。

霞ヶ浦では、最近、20年振りにアオコが大発生しました。

アオコ問題は全国の湖沼に広がっています。

アジア大陸からはPM2.5等の大気汚染物質が越境してきます。

気候変動の環境に及ぼす影響も懸念されています。

 わが国では、地域環境を、国内の局所的な環境と捉えられる傾向があります。

しかし、地域環境問題になると、対象とする環境問題の原因、影響あるいは対応に基づいて定義されるようです。

原因が多くの国で共通的である、あるいは類似している場合、影響が国境を越える、多くの国で類似している、あるいは国際的な関心がある場合、そして対応が国境を越える、あるいは各国で協働的に実施すべき場合、環境問題は地域環境問題と定義されます。地域環境研究センターは、幅広いスケールで多様な環境を対象として地域環境問題の解決を目指して研究を行っています(図)。


図 地域環境研究センターのロードマップ