・読者の声
化学物質過敏症 調査して
農業 菅野やえ 46
(オホーツク管内 湧別町)
人は理解できるものはないものとみなし、排除しようとする傾向があります。
行政や医者もそうなのか。
本紙朝刊生活面で化学物質過敏症(MCS) に関する記事を読み、残念に思いました。
私は MCSではありませんが、匂いに敏感で、ドラッグストアの洗剤や化粧品コーナーなどには、 長くいられませんし 、仕事で農薬や肥料を 使う際にはマスクを着用します。
なので「本当に科学的な因果関係はないの?」と疑問におもいえるのです。
科学的に分からない、と言うのであればそれを調査、研究するのも行政の役割ではないのでしょうか。
気がつけば周りに化学物質があふれているこのご時世 、明日は我が身かもしれません。
だとするといま自分にできることは、調べること、知ること、考えることでしょう。
無知は誤解や偏見を生み、無理解と悲劇を生む温床になりかねないのですから。