・https://karadanote.jp/12859
もしかして私も?化学物質過敏症の各種症状について
化学物質過敏症は、アレルギーのような鼻炎や炎症などとして現れるのではなく、つぎのような「不快な症状」として現れます。
化学物質過敏症の症状の例
・頭痛、吐き気
・眼のかすみ、視力低下
・発汗異常、手足の冷え
・下痢、便秘
・結膜の刺激症状(眼がひりひりするなど)
・心悸亢進
・不眠、不安、うつ状態など
・皮膚炎、ぜんそくなど
このように、自律神経症状や循環器、免疫系、内分泌系、消化器系、精神症状など、多岐にわたって「不快な」症状として自覚されます。
理解されにくい化学物質過敏症
化学物質過敏症は、同じ環境にいても発症しないなど、反応に個人差が大きく、またストレスにさらされている人ほど起きやすいことから、周囲の理解を得にくい病気です。
しかし、2009年から「化学物質過敏症」は、病名として認められることになり、保険が適用されるようになりました。
カルテにも病名として記載できるようになり、患者・医師の双方の負担を減らすことになりました。
病気には、周囲の認知までに時間がかかるものもあります。
この化学物質過敏症もその一つと言えます。
苦しんでいる人の苦労は、周囲からはわかりませんが、こうした病気があることをきちんと理解し、一助となるような協力をしていきたいものです。