・http://mcs.7pot.net/about_who.html
化学物質過敏症になる人とは
どんな人でも発症する可能性はあります。
発症するメカニズムの詳細はまだ解明されていませんが、以下のことが言われています。
環境
学物質に多く触れる機会が多いほど、発症の可能性が高くなる。
体調
ストレスが溜まった状態にいると、抵抗力が落ち、様々な病気を引き起こす原因になります。
その一つに、化学物質過敏症があげられます。
体質 (遺伝子)
まだ研究途中で正式な公表はされていませんが、遺伝子による体質が注目されています。
体内に入った毒素(化学物質)に、血液中に含まれる酵素が大きく関与されているという説です。
その酵素に関係する遺伝子の働き方により、化学物質過敏症になりやすい人がいるという内容です。
なぜ発症してしまうのか?
多くの場合、花粉症などアレルギーの発症の仕組みと同じように、コップに例えられています。
花粉症は花粉というアレルゲンを受け入れる体内のコップがいっぱいになった時、発症します。
化学物質過敏症も化学物質に触れ続けた結果、その化学物質に対する体内コップが一杯になり、リミットを超えた時から発症すると言われています。
個人的にはコップよりバスタブのイメージが近い気がします。
化学物質は蓄積されるだけではなく、体は排出を行っています。
排出量を上回る摂取をし続けた結果、バスタブから水があるれてしまったのが化学物質過敏症という訳です。
摂取する化学物質を少なくし、食事などで蓄積した化学物質を排出しやすい体質を作る事で、症状を緩和していくことができます。
その苦労はとても大変ですが、全く治る見込みのない病気というわけでもないのです。
バスタブのイメージです。
自分が化学物質に弱い体質かどうか
お酒にも強い人と弱い人がいますが、同じ量のアルコールを摂取し続けた場合、弱い人の方がガンになるリスクが高いというデータが出ています。
普段から苦手だと思うも物質には、生まれつき弱い体質の可能性があると考えられています。
苦手だと思っているだけでも、それが化学物質過敏症の初期症状(警告期) だった恐れもあります。
化学物質過敏症ではなくても、「タバコの煙が苦手」という人は多くいると思います。
「煙いから」 「匂いが嫌」いという理由が多いですが、その時に体調が悪くなっても、単に苦手な匂いで不快なだけと思って見過ごしているのかもしれません。
runより:化学物質許容量オーバーであるバスタブ理論の正しい図はコレです。
誰でも排泄、発汗、呼吸をするので排出はしているのですが量が少ない人や排出より多く化学物質が入ったらオーバーフローしてしまいます。