-3:シックスクールについて | 化学物質過敏症 runのブログ

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・有害化学物質が成人より子供に大きく影響するのは何故?


1、子供は体が小さいが活動が活発で、体重1kg当たり、成人の3~4倍の飲食をし、2倍の空気を呼吸します。

身の周りの汚染物質を成人より多量に消化器や呼吸器から取り入れ、吸収も盛んです。

最近のレポートでは有害化学物質が「視神経の奥」「小脳の上下」などから情動を司る大脳辺縁系に影響を及ぼすことが報告されています。

典型的な化学物質過敏症の症状である集中力や思考力の欠如により落ち着きが無くなり感情を抑えきれなくなるという事例が報告されています。

 一昔前によく言われた「キレル!」子供の内4割は化学物質の影響だとする説もあります。

2、子供は地面や床に近い位置で生活しています。そこには多くの汚染物質

が高濃度で滞留しており、子供は土や埃に付いた汚染物質に曝されます。

 低い位置の空気も、往々にして高濃度に汚染されて滞留しています。

これは全てではありませんが、有害化学物質の分子構造が大きい為に重く床付近に溜まってしまう為です。

3、 幼児は、よく口の中に物を入れて、長時間しゃぶっています。

 家の中でスプレーされた殺虫剤は直接叉は、床やカーペットから蒸発し、プラスチック製品や枕、クッション、おもちゃなどに再度付着します。

 汚染された物を幼児は口に含み、唾液と共に体内に摂取してしまいます。

4、乳児では、成人のように汚染物質を排出したり、汚染物質を分けて脂肪に

蓄えることができません。

更に、乳児の免疫系は充分に機能していません。

 有害物質をブロックする血液脳関門は生後6ヶ月まで未発達です。

5、 妊娠中には、母体に蓄積された体脂肪が胎児の栄養分となりますが、

ダイオキシンやPCBのような多くの汚染物質は親油性のため、脂肪組織に

蓄積しています。

高齢出産であるほど多く、先に生まれた子ほど多く受け継ぎます。

 

一刻を争うシックスクール問題


シック・スクール症候群は、黙殺という共謀行為があって初めて存在しうるので はないでしょうか?。

 沈黙を破り声をあげることが大切です、諦めないねばり強さが必要です。

教育が大切です。

知らないところからは誤解しか生まれません。

  日本では幼稚園や小学校で既に有害化学物質に冒され、苦しんでいる子供達が続 出しています。

より安全な学校と、より配慮された教室に向けて行動を起こすべきで はないでしょうか?既に取り組みを始め成果をあげている自治体もあるのです。教育を奪われた生徒が学校に戻る事が出来る様にあらゆる取り組みがなされています。

 私達にもできる事が必ずあるはずです。


ワックスについて

 日本の学校は、生徒や先生にワックスがけをさせている場合が多いようです。

MSDSを確認すると、塗る時には「有機溶剤用防毒マスク使用」と明記されているのに、防毒マ スクも防護メガネもつけないで掛けています。

「環境対応」「シックスクール対応」などの表記を過信してしまっているのです。

学校ばかりでなく幼稚園や保育園でも定期的に ワックスを掛けています、幼児は分子構造の大きな有害化学物質がたまる床近くで一 日の大半を過ごします。

自分の苦しさを上手く伝える事も難しい子供達の事を大人が心 配して配慮するのは当然の事ではないでしょうか?喘息やアレルギーそして多動性という問題も有害化学物質に起因していると言う報告がなされています。

長期に渡り有害化 物質の吸入によって子供達の健康と未来を損ねる危険に曝させています。

一度じっく り考えてみませんか?


runより:珍しくブログからですがこの方化学物質過敏症なんじゃないかな?