-2:電磁波を計ってみよう! | 化学物質過敏症 runのブログ

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■リビング&ダイニングルームの家電
小さな子どもなら一日の大半を過ごすリビング・ダイニングルーム。
コンセントを抜いたり、使わない電気製品は片付けて安全な場所を確保したい。

テレビ(25インチ、ブラウン管タイプ):
 ・正面から60cm:1.6mG
 ・正面から1m:0.7mG
 ・側面から20cm:12mG
 ・後面から15cm:20.5mG


テレビは、家電製品の中でも高い電磁波発生源のひとつといわれていますが、側面や後面からかなり強い磁界が出ていることが確認できました。

特に後から15センチのところでは20.5ミリガウスという強い値。つまり壁をはさんで隣の部屋にベットがある場合など、睡眠中に20.5ミリガウスの電磁波を被曝していることになります。

やはり、使用しない時はコンセントを抜いておきたいものです。

ビデオ:
 ・正面から10cm 電源OFF:9.7mG
 ・正面から10cm 電源ON(再生中):11.5mG


待機電力のせいで、電源がOFFでも使用中と同程度の強い電磁波を出していました。

使用しない時はコンセントを抜いておいた方が無難です。

テレビゲーム
 ・手元接近:1.0mG
 ・本体上面接近:3.0mG


ゲーム機の手元付近で1.0ミリガウス計測。

そんなに強くないと感じられるかもしれませんがゲームに熱中すると自然とTV画面に近付いてしまうもの。

テレビ、本体と併せると4.7ミリガウスになり、かなりの量を浴びることになります。


パソコン(ノートブック型)
 ・画面から30cm:0.3~0.4mG


エアコン(天井埋込み型/インバーター)
 ・60cm:0.5mG
 ・接近:1.2mG

エアコンは、テレビ同様広い範囲に磁界がおよぶといわれている家電のひとつ。

今回は冷房中を計りましたが、暖房中に強い磁界が出ているという計測結果(ガウスネット)もあります。

壁式タイプのものも計測値はだいたい同じ結果でした。


天井照明器具(蛍光灯/インバーター):
 ・真下/距離60cm:0.3mG


離れて使うので、電気スタンドほど心配はないようです。

*インバーター付電気スタンドは、同じインバーター蛍光灯でも天井照明とちがい、使用距離が短いことが問題になっています。


こたつ:
 ・ヒター部分の真下:82.0mG


強に設定し内部のヒーターの真下で82.0ミリガウスという強い磁界を計測しました。

磁界は遮蔽できないので、テーブルの上に強い磁界が出ていることになります。

うつ伏せになってのうたた寝は避けたいもの。


扇風機
 ・正面50cm:0.3~0.4mG
 ・後接近:85.0mG


後のモーター部分から正面の160倍、85.0ミリガウスという強い値を計測。首振りで使うので、涼しい風といっしょに強い電磁波を浴びることに。

夏場、赤ちゃんのお昼寝に使用する時はできるだけ離して。


電話器(親機とアダプター)
 ・親機:正面30cm:6.5mG
 ・ダプター接近:125.0mG

アダプターから125ミリガウスという強い磁界が出ていました。電話器に限らず、アダプター設置場所には注意したいもの。


■洗面所の家電


全自動洗濯機:
 ・使用時正面接近:
  磁界:1.5mG
  高周波電界:最大値 17.5V/m、平均値 14.6V/m
  電力束密度:
   最大値 81.3μW/・、平均値 56.6μW/・
 ・使用時側面接近:1.4mG
 ・使用時後面センター接近(モーター部)
  :26.3mG

運転時、モーター付近からは26.3ミリガウスの強い磁界が出ていました。

インバーター内臓の商品は音が静かになりますが、電磁波も強くなります。
運転中は近寄らない方が無難。


ヘアードライヤー:
 ・使用時前部接近:7.0mG
 ・使用時後部接近:9.0mG

モーターが内臓されているグリップ部分の磁界が強い。

タオルドライを徹底するなど使用時間を短くする方法を。


シェーバー:
 ・使用時あご接近:1.9mG
 ・使用時手元接近:8.0mG

ヘアードライヤーと同じようにモーターのある手元部分から強い磁界が出ていました。

ピーク時590キロヘルツの製品。


■その他の気になる電気製品


掃除機:強で使用
 ・手元接近:1.0mG
 ・本体前面足下接近:31.5mG
 ・本体後面接近:140.0mG


本体の後部からは、弱で110ミリガウス、強で140ミリガウスという今回計測した家電の中で最も強い値を計測。

やはり妊娠中、子育て中の方はなるべく使う回数を減らす方が無難。

・ダイニングルーム:0.3mG
・リビングルーム :0.3mG

最後に、Iさんが普段生活している状態で部屋の中の電磁波を計ってみました。
エアコン(冷房)、テレビ、天井照明、冷蔵庫、電話機を使っている状態で各部屋の中央で計測。

それぞれバックグラウンドより0.1ミリガウス上昇しました。何もしなくても常時0.3ミリガウスの電磁波を浴びて生活していることになります。

わたしたちは普通に生活するだけで、いったいどのくらいの電磁波を浴びることになるのでしょうか?
計測を終えてさらに疑問が深まりました。