【ドイツでは、慢性の痛み対策は必要がない】 | 化学物質過敏症 runのブログ

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2016年 03月 17日

【ドイツでは、慢性の痛み対策は必要がない】

なぜなら、医療者全員が十分痛みについて勉強しており、どこに行っても正しい対応がなされるから・・子供のころから、慢性の痛みについて学んでいるから・・・・これは「ドイツの子供痛みセンター」が制作したビデオです。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=QPEB851CbvI


成人の場合、薬を使わず管理できるにこしたことはないが、仕事や余命を考慮すれば薬剤を全否定することはないと思う。

[痛 みの定義] 国際疼痛学会   1986年

An unpleasant sensory and emotional experience associated with actual or potential tissue damage, or described in terms of such damage.

不快な感覚性・情動性の体験であり、それには組織損傷を伴うものと、そのような損傷があるように表現されるものがある。

①組織損傷を伴うもの=急性痛=侵害受容性疼痛=炎症性疼痛

組織損傷の治療と痛みの治療は別問題として捉えること。

組織損傷による炎症が治れば痛みも治るという保証はない。

慢性痛に移行することがある。痛みの治療が優先されるべき。

組織損傷はいつでも治療可能。痛みは時間的要素があり取り返しが難しい。

②そのような損傷があるように表現されるもの=慢性痛=神経障害性疼痛≒(心因性疼痛、身体表現性障害の疼痛性障害)

ただし、最初から慢性痛のような感じの痛みがある。

(急性期慢性痛、中井吉英先生)

一過性のストレス(うつや不安)、発達障害、小児期の環境で痛みの閾値が低下している場合、あきらかな組織損傷がなくても痛みが発生し慢性痛の様相を呈する。


リウマチ・痛風は炎症性疼痛。癌性疼痛は複雑。

今までの痛みの医学は間違っていた。

そのために多くの人に迷惑をかけた。

今も迷惑をかけている。

学問の未発達でしかたなかったのだ。

ここは潔く反省して出直すべきだ。

最近分かってきたと言っているが1980年代中頃に大きな生理学上の発見があったとのこと。

もう30年も前から痛みのメカニズムはかなり詳細に分かっていたのだ。

2001年に作った私のホームページにそのことを書いている。

❌椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄が神経を圧迫して痛みやしびれがでる。

❌椎間板や半月板、関節軟骨の老化が痛みの原因

❌すべり症、分離症、変形性関節症

このような病名は症状の本態を表しているものではなく、痛みをより強固なものにするだけだ。