-4:電車は毒ガス室。蚊・ゴキブリが生息できない濃度 | 化学物質過敏症 runのブログ

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◆殺虫剤類は交通機関にどう撒かれているか

 [散布状況]薬剤名、散布の場所、量、頻度など

 [告知]散布を乗客に知らせているか

 [規定]どんな決まりによる散布か

 [苦情]散布に対する苦情の有無

 [測定]散布後の汚染の測定

 ●北海道旅客鉄道

 [散布状況]車両の客室などに月1回、殺虫剤、消毒剤。
路線全般、駅、運転所に除草剤。
除草剤は旧国鉄時代からの種類を使用

 [告知]車両内の散布は車内に日付を表示、除草剤は告示しない

 [規定]車内関係は会社の規定による。除草剤は自主的

 [苦情]なし

 [測定]なし

 ●東日本旅客鉄道

 [散布状況]東京23区内と新幹線について回答。
運転席を除き、車内の床の隅にエクスミン乳剤、フマキラーを毎月1回以上。1両につき50倍に希釈した2800ミリリットルを

 [告知]散布箇所、散布日を記入した殺虫消毒実施済票を車内に掲示

 [規定]車内規定で

 [苦情]なし

 [測定]薬品会社の使用上の注意に従って対処しており、測定はしていない

 ●東海旅客鉄道

 [散布状況]新幹線は車内をエクスミン乳剤で月1回「一般殺虫」、ヒビデン・グルコネート液で月1回「殺菌」し、アースレッド、バルサンで月1~2回「害虫消毒」する。
トイレはヒビデン・グルコネート液で毎日殺菌。
名古屋地区、静岡地区の在来線は明治ゾールを月1回、アースレッドを年1~2回散布(トイレ関係は省略)

 [告知]在来線のみ車内の見やすい場所に殺虫消毒実施済票を掲示

 [規定]社内の「安全衛生規程」第52条による

 [苦情]なし

 [測定]なし

 ●西日本旅客鉄道

 [散布状況]新幹線は30日に1回を標準にアースレッド、バルサンを散布。
在来線は車種で違いがあるが、30~90日に1回アースレッド、バルサンを

 [告知]なし

 [規定]部内の「安全衛生業務規程」による

 [苦情]散布に関する直接的な苦情はない

 [測定]なし

 ●四国旅客鉄道

 [散布状況]客が直接触れる車内などでは有機燐化合物を含まない清掃用の薬剤を使用。
駅構内はトイレなどを除いて薬剤は散布していない

 [告知]客の健康を害する可能性がないので告示していない

 [規定]社内規定等はない

 [苦情]現時点では苦情はない

 [測定]なし

 ●九州旅客鉄道

 [散布状況]客室には3カ月に1回「フォグロン200ミリリットル」を1両につ
き2缶、トイレは月1回フマゾールを1両につき約12グラム。
線路は茎葉処理剤を年1~2回九州全体で約17キロリットル、土壌処理剤を年1~2回九州全体で約22トン散布

 [告知]車両のトイレについては車両ごとに殺虫消毒実施済票を掲示

 [規定]社内で厚生管理規定を定めている

 [苦情]2003年にシックハウス連絡会会員から消毒臭について意見をいただいた

 [測定]なし