農薬飛散による被害の発生を防ぐために2 | 化学物質過敏症 runのブログ

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農薬を使用する場合に守るべきこと
飛散しない農薬を選ぼう
誘引、塗布、樹幹注入や粒剤など、飛散の少ない農薬を活用しましょう。
やむを得ず農薬を散布する場合は、害虫の発生箇所のみに散布する等、
最小限の区域の散布に留めましょう。

農薬の飛散防止に最大限の配慮をしよう
農薬の散布は、風が無風か弱いときに行うなど、天候や時間帯を選んで行いましょう。

特に、近くに学校・通学路がある場合は子どもに影響の出ないよう注意しましょう。
粒剤等飛散が少ない農薬や、飛散を抑制するノズルを使用したり、動力噴霧器の圧力を上げすぎないなど農薬の飛散防止を行うとともに、散布作業中は、風向きやノズルの向き等に注意しましょう。

農薬はラベルに記載された内容に従って使おう
農薬取締法に基づいて登録された、対象の植物に適用のある農薬を、ラベルに記載された使用方法及び使用上の注意事項を守って使用しましょう。
事前に十分な周知を行おう農薬を散布する場合は、事前に周囲に住んでいる方等へ十分な周知を行いましょう。

過去の相談等により化学物質に敏感な方が居住しているのを把握している場合は、十分な配慮が必要です。

周知内容には、農薬を使用する目的、散布日時、使用農薬の種類、農薬散布者の連絡先を含めましょう。
近隣に学校・通学路がある場合は、学校や保護者等にも連絡しましょう。
散布区域に人が入らないよう対策を講じよう公園等では看板による表示などを行い、散布区域に気づかず人が立ち入ることがないよう配慮しましょう。

農薬の使用履歴を記録し、保管しよう
農薬を使用した年月日・場所及び対象植物、使用した農薬の種類名または
商品名、単位面積当たりの使用量又は希釈倍率について記帳し、一定期間保管しましょう。
農薬の散布後に、周辺住民から体調不良等の相談があった場合には、農薬中毒の症状に詳しい病院等を紹介しましょう。

むやみな農薬の現地混用は行わない
ラベルに混用に関する注意事項がある場合は必ず守りましょう。
農薬の現地混用、特に有機リン系農薬同士の混用は絶対にやめましょう。

農薬に関する諸情報及び飛散防止に関する情報が入手できるホームページ
「農薬コーナー(農林水産省)」http://www.maff.go.jp/j/nouyaku/index.html
農薬の適用内容の確認ができるホームページ
「農薬登録情報検索システム(独立行政法人農林水産消費安全技術センター)」
http://www.acis.famic.go.jp/searchF/vtllm001.html
環境における農薬のリスク評価・管理に関する情報が入手できるホームページ
http://www.env.go.jp/water/noyaku.html
このリーフレットについてのお問い合わせ先
環境省農薬環境管理室〒100-8975 東京都千代田区霞ヶ関1-2-2
電話:03(3581)3351(代表) 環境省ホームページhttp://www.env.go.jp/
農林水産省農薬対策室〒100-8950 東京都千代田区霞が関1-2-1
電話:03(3502)8111(代表) 農林水産省ホームページhttp://www.maff.go.jp/


runより:「住宅地における農薬使用について」関連のリーフレットだったのですが公園等にしか触れられていないですね。

難しいとは思うのですが住宅街での使用についても明確にして図などで解説してほしいと思います。