ディーゼル排出ガス中の有機酸濃度測定 | 化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです

・出典:東京都健康安全研究センター環境保健部環境衛生研究科
http://www.tokyo-eiken.go.jp/index-j.html

・ディーゼル排出ガス中の有機酸濃度測定

 小型ディーゼルエンジンについて、ディーゼル排気粒子除去装置(Diesel Particulate Filter DPF)装着による排出ガス成分の変化を調査した。

また、2台のディーゼル車について排出ガス成分の調査を行った。

 測定対象物質は、有機酸を含む揮発性有機化合物83物質であった。

小型エンジンの型式は、NFAD-50-EX(ヤンマー製)で、排気量は309 cc、エンジンに装着したDPFはODP-SO6型(オーデン製)で、酸化触媒式であった。

また、実験に使用した2台のディーゼル車は、製造元は異なるが、いずれも最大積載量2 t、総排気量約3,000 ccのトラックで、連続再生式 DPF(酸化触媒式)を装着し、平成17年度新長期規制適合車であった。

ディーゼル車の排出ガス採取は大型シャーシダイナモメータを使って行い、走行条件は最大積載量の1/2の貨物を積み40 km/hの定速とした。

 測定の結果、小型エンジンではDPF非装着でアルデヒド類が最も多かったのに対し、DPF装着では有機酸類が最も多かった。

また、2台のディーゼル車では、有機酸類の排出量が最も多く、測定対象物質合計の60%以上を占めていた。

ディーゼル車の排出ガスについてはDPF装着によりアルデヒド類が減少することが報告されているが、有機酸類についてのデータはほとんど示されていない。

今回の結果より、ディーゼルエンジンにおいては、酸化触媒により排出ガス中の成分が酸化され、有機酸濃度が増加することが明らかとなった。


runより:ディーゼルが全て悪いとは言えません。

食用油でも動き廃油は少し改造したら使えます。

悪いのは軽油だと言う方が正しいかもしれない。