・出典:東京都健康安全研究センター環境保健部環境衛生研究科
http://www.tokyo-eiken.go.jp/index-j.html
・喫煙室およびその周辺における室内空気中たばこ関連化学物質濃度の実態調査
健康増進法第25条「受動喫煙の防止」が施行されてから2年後,H17?18年に都内のオフィスビル26施設の喫煙室等における,空気中たばこ関連化学物質の実態調査を行った.
喫煙室,喫煙室周辺及び事務室において,ニコチン,ホルムアルデヒド,アセトアルデヒド,アセトン,プロピオンアルデヒド,トルエン,メチルエチルケトン及びベンゼン濃度を測定した結果,全ての化学物質濃度中央値は喫煙室で高く,ニコチンは63.0 μg/m3,ホルムアルデヒドは66.2 μg/m3,アセトアルデヒドは113 μg/m3,ベンゼンは19.2 μg/m3で,事務室の2?63倍以上高濃度であった.
たばこ煙特有成分であるニコチンについては,喫煙室周辺や事務室から検出された施設があり,これらの概要を調査した結果,喫煙場所を室内の一部に設置していた施設,喫煙室のニコチン濃度が高かった施設(267 μg/m3),境界の扉を開けた時に流出気流が見られた施設があり,分煙効果を上げるためには設備対策が重要と考えられた.
runより:どっかのバカ医者が病院内に喫煙ルームを作る事に固持してましたがこの結果を見ろと言いたい。