大気浮遊粒子中の粒径別(7nm〜10μm)金属濃度 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・出典:東京都健康安全研究センター環境保健部環境衛生研究科
http://www.tokyo-eiken.go.jp/index-j.html

・大気浮遊粒子中の粒径別(7nm~10μm)金属濃度

 

 粒径7 nm~10 μmの大気浮遊粒子を12ステージに分けて1年間採取し,各ステージ毎に18種の金属を分析し,粒径別の金属濃度を調査した.


 粒径別の金属分布については,マグネシウム,カルシウム,鉄等については,主に1 μm以上の粒子で検出され,粒径が大きくなるにしたがって金属濃度が増加した.

一方,鉛,カドミウム,ヒ素等については300 nm付近の粒子で最も濃度が高かった.

 またナノ粒子中からはチタン,クロム,モリブデン等が検出された.

粒径の大きい粒子において濃度が高かった金属種については,土壌由来の可能性が考えられた.

また,粒径300 nm付近で高濃度を示した金属種(鉛,カドミウム,ヒ素等)については,主にごみ焼却起源との報告があることから,大気中に放出されるごみ焼却ばいじんが300 nm付近の粒径であることが示唆された.

runより:これは呼吸だけでも重金属を摂取してる可能性があるという事ですね。