平成25年度農薬危害防止運動の実施について:7 | 化学物質過敏症 runのブログ

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5 有用生物や水質への影響低減のための関係者の連携
( 1 ) 蜜蜂の危害防止対策
農林水産省が毎年実施している農薬の使用に伴う被害の実態調査におい
て、農薬の使用が原因と疑われる蜜蜂の斃死が散見されることから、養蜂
関係者や農薬使用者、農業団体等に対して、これら関係者が緊密に連携し、農薬使用に際しては事前に農薬使用予定の情報共有を行う等、これまで以上に危害防止の取組を強化するよう指導する。
( 「みつばちへの危害防止に係る関係機関の連携の強化等について」( 平
成17年9 月12日付け17消安第5679号消費・安全局農産安全管理課長、植物防疫課長、生産局畜産部畜産振興課長通知) 及び「花粉交配用みつばちの安定確保に向けた取組の推進について」( 平成21年7 月24日付け21消安第4395号消費・安全局長、生産局長通知) 参照)

( 2 ) 魚介類の被害及び水質汚染の防止対策
魚介類の被害の防止、河川、水道水源等の汚染の防止等環境の保全を図
るため、農薬を使用する場所の周辺の公共用水域の水質の調査等を必要に応じて行い、その結果を活用して農薬使用者等を指導する。

なお、水質調査等の実施に際しては、水道事業者等関係機関が実施する水質検査結果を活用する。

( 3 ) 土壌くん蒸剤による水質影響の低減対策
土壌くん蒸剤に関して、ほ場周辺の井戸水からクロルピクリンが高濃度
で検出された事例があったことから、必ずしも同剤を深層処理したことと
の因果関係は明らかにされていないものの、環境及び衛生関係当局から同様の情報を入手した場合には、農業現場における使用状況の把握に努めるなど、関係機関が連携して対処する。