微小粒子状物質(PM2.5)に関するよくある質問(Q & A)4 | 化学物質過敏症 runのブログ

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Q. 空気清浄機はPM2.5 の除去に有効ですか。

A. PM2.5 に対する空気清浄機の除去効果については、フィルターの有無や性能など機種によって異なると考えられます。

一部製品については、各メーカーにおいて性能試験により一定の有効性が確認されているとのことですが、個別の製品の効果に関する詳細については、製品表示や販売店・メーカーに確認する必要があります。

Q. 農産物の安全性に影響はないのですか。

A. PM2.5 が農産物に付着することは想定されますが、懸念されているPM2.5 の影響は主に呼吸器系へのものであり、摂食による健康影響はこれまで報告されていません。

Q. PM2.5 と黄砂の関係はどのようですか。

A. 黄砂は、東アジアの砂漠から強風により大気中に舞い上がった砂(土壌・鉱物粒子)が浮遊しつつ降下する現象です。

日本へ飛来する粒子の大きさは4μm 付近のものが主ですが、一部2.5μm 以下の微小な粒子も含まれているため、PM2.5 の測定値も上昇することがあります。
また、黄砂が輸送される過程で、大気汚染物質の発生が多い地域を通過する場合、これらの物質とともに日本へ飛来することがあります。

なお、明確な結論は得られていませんが、黄砂による健康影響については、喘息等の症状が悪化する等の報告もありますので、黄砂の飛来に伴ってPM2.5 濃度も上昇している時には注意して下さい。

Q. PM2.5 と花粉の関係はどのようですか。

A. 花粉の大きさは30μm 程度で、PM2.5 よりもかなり大きく、アレルギー疾患の一つである花粉症の原因となることが知られています。
花粉とPM2.5 の複合影響については、現時点で明確な知見は得られていませんが、過去の動物実験ではPM2.5 の一部であるディーゼル排気粒子が鼻アレルギー及びアレルギー性結膜炎様病態を悪化させるとの報告もありますので、PM2.5 濃度が高いときには注意して下さい。

Q. PM2.5 と喫煙(たばこの煙)はどのような関係がありますか。

A. たばこの煙には多くの有害な微小な粒子が含まれており、全席喫煙の飲食店や喫煙室内のPM2.5 濃度は数百μg/m3 に及ぶこともあることが報告されています。

Q. 微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報は、どうすれば入手できますか。

A. 環境省ホームページの「微小粒子状物質( PM2.5 ) に関する情報サイト」(http://www.env.go.jp/air/osen/pm/info.html )のほか、全国の自治体の関連情報サイトや国立環境研究所のサイトなどがあります。

Q. 現在の濃度に関する情報は、どうすれば入手できますか。

A. 大気汚染防止法に基づき、国や地方自治体が全国645 カ所(平成25 年3 月末現在)で微小粒子状物質(PM2.5)の常時監視(モニタリング)を実施しています。

PM2.5 を始めとする大気汚染物質濃度の現在の状況については、環境省の大気汚染物質広域監視システム【そらまめ君】(http://soramame.taiki.go.jp/ )や各自治体のPM2.5 関連情報サイトなどで速報値が公表されています。


runより:結論:PM2.5めんどくせぇ((o(-゛-;)

小さいという事がいかに面倒かご理解頂けると思います。