これどうすりゃいいんだよ・・・。5 | 化学物質過敏症 runのブログ

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Hさん:コメントでは申し訳ないです。

なんだが、敵視されているのか、こちらの書き方が悪いのかわかりませんが○君のところからきましたということで、彼経由でrunさんがいつのことかわかりませんが、言っていた化学物質過敏症の要因として3つの話を随分前から聞いていました。

とても納得いきます。

その中でも精神性というようなことを言っていたと記憶していまして、現状のネット上では化学物質や農薬について誤認識が多すぎて、更に量の問題を完全に無視する傾向があると感じます。

この量の問題、先ほどrunさんもあげていたように油経由の蟹の話、これはその油に含まれる成分の問題ですが、1度や2度洗ったくらいでは完全な0にはならないはずで、恐らく超微量なら反応はないものだと思っています。

化学物質過敏症という症状については、北里大学の先生を取材した方にメールで話を聞く等、ある程度は理解していると思っていましたが、完全にど素人ということで、それはどう感じられても仕方ないと思っています。

玄人の方から見れば必ず多くは素人となりますし。

自己判断では、細かい知識こそなくとも実際にその症状で苦しんでいる方を知っていますので、別に全く知らないわけでもないし、先ほどあなたが例に挙げた油経由の蟹の話、また蕎麦の茹で汁のアレルギーの話。

そして、更にその中でも極々微量でも反応する人の症状だと思っています。だから、具体的に1ppbなどの数値で10億分の1というものをあげました。

どんなに過敏な方でもその反応する量というものがあるはずです。
また、普通物と毒物、劇物などの線引きについても量の問題がありますし、反応しやすい物質といっても必ず一定量が必要になります。

ネット上だけの知識で知ったものだけを0にしようと頑張っても結局0ではないことの方が多く、ただの微量だと思います。

症状は症状。

ですが、ネット上の無駄に危険を煽るような情報がある故に発症することはあってはならないと思いますが、それが実際はあると思いませんか?それを少しずつでも誤解を解いていきたいと思っているのです。

『農薬』

という言葉は国に認可された剤の総称でしかなく

●環境に負荷が小さい
●人体に負荷が小さい
●効果がちゃんとある

という点を満たすために10年程度の実験データと共に登録されたものです。
近々、焼酎が農薬登録されると言います。

農薬登録されたってされなくたって焼酎は焼酎です。

農薬と言うのは物質名ではなく総称なので、農薬農薬と騒いでも人それぞれ違いのある化学物質過敏症というものについてはキリがないと感じました。

何がどれだけ小さい値で管理されているか。

それに尽きるのではないでしょうか?

化学物質過敏症というのは、天然成分だろうが何だろうが化学反応によって作られた人工物だろうが境目がないと思っていますし、それはrunさんも認識していると書いてましたが、何にしても量の問題をもっと前面に出して考えていく必要があると思ったのと、それぞれの物質の性質を考えていくと答えに近づくのではと思いました。

農産物を生産していて、少しでも化学物質過敏症の方を含む消費者の目線も考えて行きたいと考えていて、でも、化学物質過敏症の方でも低農薬の方が自然栽培よりも体に負担がないという人とやり取りしてからは農薬だけ避けていてもダメなのではないかと感じ、今に至ります。

僕は経営上、出来る限りの農薬を減らします。

元々一年中使うわけでもないですし。

また減らすのは安全云々ではなく経営上有利にするためですが。

どこまで人間は感じ取れるのか。

どこまでなら化学物質過敏症の方に負担の無いものになるのか。多くの野菜がそうなれば、なんのストレスも無くなるハズで、その値、その程度を知りたいです。

意図が伝わらなくてもなんでもこれでやり取りが最後になるのだろうと感じて長々と書きましたが、化学物質過敏症の方が少しでも無駄な情報に惑わされることないよう努めたいと思っていたので何かお互いプラスになればと訪れましたが、今回は色々カンに触ることがあったようで、本当にごめんなさい。

○君経由でももう訪れることはないと思います。では。


run:長かったですが気持ちの入った文章でした。
しかし残念ながら心因性に興味を持った様ですね、初めから感じてましたけど。
他に自律神経、免疫が絡むのですが全て揃って化学物質過敏症なんです。
匂いの量ですが常に一定の過敏度ではなく臭気過敏状態に入った時超微量でも反応する事があるんですよ。
私が怒っていたのは化学物質過敏症否定論者と同じ言葉と認識だったからですね。
「人間も化学物質」「超微量に反応」
これらは否定論者のテンプレみたいな物で化学物質過敏症患者からしたらケンカを売られたも同然なので今後は患者には使わないでください。

熱意を感じるのですが誤った方向へも突き進んでしまいがちなピュアさも感じています。
しかし化学物質過敏症というのはハッキリ言って常識が通用しない病気です。
しかも個人差だらけで治療もまちまち、確立もされていないほど。
アレルギーに似た毒作用による病気という非常にあいまいな病気。
医学があまり通用しないので普通の医者では混乱する程です。
医者でもない方はもっと混乱して変な結果を出す事が多く困っています。
Hさんも結果を出すにはあまりにも早すぎる段階です、現時点では否定論者同様となります。
これから深く化学物質過敏症に関わるのなら自分の考えよりも客観的に考えてほしいと願います。


1つ忘れていました。
ピレスロイドとピレトリンの話ですがHさんは常温での毒性を話してましたね。
それと市販の合成ピレトリンの蚊取り線香には香料、着色料が含まれます。
蚊取り線香は燃やして使用するので温度は500度程です。
この温度だとSVOCというのが揮発するので結果的に市販の合成ピレトリンの蚊取り線香の方が毒性が強くなります。

こういうのが真実や事実といいます。

化学物質過敏症は本当に難しいです、正直痛い目に遭って分る事ばかりです。
ではでは((。´・ω・)。´_ _))ペコ


runより:困ったことにまだ続きます。