新車ドライバーは有毒放出物に曝される | 化学物質過敏症 runのブログ

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・報道発表 2001年 12 月 19 日

新車ドライバーは有毒放出物に曝される
New car drivers exposed to toxic emissions
 
新車頭痛は小さな保証問題以上に関連するだろう。[写真は省略]
 
CSIRO による研究は、新車がショールームを離れた 6 か月後及びさらに長く、高レベルの空中有毒放出物を新車中で発見した。
 
「まさに家や職場内部の空気のように、屋外空気よりも汚染されていることが多く、そのため新車に乗ることはオーストラリアの国立保健医学研究会議 National Health & Medical Research Council (NHMRC) が設定した目標を何倍も超えるレベルの有毒放出物にあなたを曝すことがある」と、CSIRO 大気汚染防止 CSIRO's Air Quality Control 研究長、ステーブ=ブラウン博士は話した。
 
購入者への引き渡し 3 週間後から、3 台の新しい自動車を用いた2年間の研究の間、CSIROは次のような逸話的報告を知るようになった。
 
・ 現地で作られた自動車を取りに行き、わずか 10 分間だけ運転した後に、数日間病気(頭痛・肺刺激・swelling)になった(この弁護士は結局 18 か月の中古車と交換し、それは彼女の健康に何らの影響を与えなかった)。
・ 政府の労働者は、新車の引き渡し後はじめの 6 か月の間に、政府の新車を運転していた時に病気になった。
・ 化学物質に過敏な人は、あらゆる新車の中にいた時に「麻薬がまわった」と感じた。
・ セールスマンは現地生産された自動車を定期的に替え、新車によるの長旅で(例えばメルボルンからギーロング)無気力になったことを知った。
 
「CSIRO研究の間に行った測定は、全揮発性有機化合物(TVOC)濃度が製造後3-10週間後に市場に届いたオーストラリア製自動車2台の中で、最初非常に高い(1立方メートルあたり 64,000 マイクログラム)ことを明らかにした。
 
他の研究者による、この半分より少ない濃度で 22 化合物の混合物への人間被験者のコントロールした曝露により、主観的反応(臭い・不快・眠さ・疲労・錯乱)、眼・鼻・のどの刺激、頭痛、(症候のある患者で)神経行動学的障害のような影響が数分以内に起こった。
 
「これらのレベルは最初の月に約60%まで減少したが、NHMRC室内空気目標の1立法メートルあたり500マイクログラムをいぜんとして大きく超えていた」と、ブラウンは話した。
 
第三の自動車は輸入され、製造4か月後に市場に届き、その時TVOC濃度は1立法メートルあたり2000マイクログラムであった。
 
「これは勧告された目標よりいぜんとして4倍高く、懸念が残る」と、ブラウン博士は話した。
 
CSIROが研究していた間に新車内に放出された空気中の毒物とそれが招くかも知れない影響は次のものである。