第23章 家族と友人はどう助けることができるか | 化学物質過敏症 runのブログ

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・出典:慢性疲労症候群(CFS)入門
http://spinozafj.web.fc2.com/mangcfs.html

・第23章 家族と友人はどう助けることができるか

家の人々と友人は多くの点でCFSあるいはFMの人々を助けることができます。

例えば、CFSあるいはFMの人がもうすることができない作業を引き受けるか、あるいは医療訪問への移動の足を提供するような助けは実用的です。耳を貸す、あるいはいくらかの安心感を与えるような助けは感情的です。

しかし、たぶん最大の援助は、CFS あるいは FMの人の、長期にわたる疾患によって課された制限に生活を適応しようという試みについて支援することです。

症状の重症度と、時々疾患の経過さえ、その人がどのように日ごとの生活を送るかによって影響を受けています。

あなたがCFSあるいはFMの人の家族の一員あるいは友人であるならば、あなたがその人と交流する方法はその人に重要な効果を与えるでしょう。あなたはその人が疾患をコントロールするのを助けるか、あるいはその目標をもっと難しくするでしょう。

以下に、あなたが五つの重要な領域で助けることができる方法があります。

活動の制限とペーシング

おそらく、症状をコントロールするためのただ一つの最も重要なライフスタイルの変化は、疾患によって課された制限に合うように活動レベルを調整することです。

このアプローチはしばしばペーシングと呼ばれます。

プッシュ・アンド・クラッシュの繰り返されるサイクルを伴う体と闘うのとは対照的に、制限に適応する人は、体の新たな必要量を理解して、そして制限内で生活しようとします。

とりわけペーシングは、全体的な活動レベルを減らすことを意味します。

その減少は症状の重症度によって変わり、第2章で紹介したCFS/FM評定尺度上の30あるいは35で、1日に約3時間の活動を可能にします。

家族と友人は、CFSあるいはFMの人が以前のように多くできないことを受け入れることによって、そしてその人がもっと時間を休息に使う必要があり、新しい方法(活動と休息を交互にするような)で事を行うことを認めることによってCFSあるいはFMの人が適応するのを助けることができます。

睡眠を改善する

睡眠不足はCFSと線維筋痛の両方で最もよくある、厄介な問題の一つです。

睡眠障害の治療はしばしば処方薬を含みますが、ライフスタイルの変化もまた役に立ちます。

睡眠は、睡眠を促す環境を整えることによって、そして毎晩定時に就寝するような、良い睡眠習慣を持つことによって改善されます。

快適な睡眠環境は良いマットレスと、光、騒音と温度のコントロールを含みます(騒音はいびきを含みます)。

一部のカップルは別個の部屋で眠ることによって騒音問題を解決します。

この戦略はまた、一連の睡眠環境で病気の人が他の要素を大いにコントロールすることを可能にします。