はるはらはるこ 2013/09/29 16:24
あら...擁護者も1人だけになってる。読者離れ加速中か。
どうせなんで、私もちょっと資料貼っておきますね。
[化学物質過敏症]オーストリア政府保健省 MCS 多種化学物質過敏症を身体的疾病として認める
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/sick_school/cs_kaigai
[化学物質過敏症]有害物質被害者、環境NGOs、科学者らが
WHO に二つの環境病 MCS と EHS の公式な認知を求める
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/tsuushin/tsuushin_11
[化学物質過敏症]ドイツ 多種化学物質過敏症ガイドラインから
身体表現性病因を削除
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/sick_school/cs_kaigai
NATROM 2013/09/29 16:47
はるはらはるこさんへ
>何度も言うように貴方を批判してる人は医者や化学畑のひとだったりするんですが、あなたはクリティカルな答えはスルーする傾向があるみたいですよね?答えられないからだと思いますが
化学畑はいらっしゃいましたが、医師はいましたかねえ?(オノデキタ氏とか内海氏とかバーテンダー内科医氏とかかな?)それはそれとして、「重要な質問に私が答えていない/答えられないというのなら、ここで箇条書きにでもして書いてくださればお答えできる」と私は二度も書いたにも関わらず、はるはらはるこさんからの質問がありません。なぜでしょうか。「NATROMは自分の都合のいい質問は答えるくせに、それ以外は沈黙する」という主張が虚偽だらからではないですか。
>何度も指摘してますが、吹きこまれた程度で症状がでるわけないでしょう。臨床環境医は催眠術師かなにかですか?っていうか「吹きこまれた」ことなんてないですよ。あなた、なんどもデタラメ言うのいい加減辞めた方がいいですよ。「読者」の信頼を失いますから(笑)
はるはらはるこさんご自身の経験に関しては「吹き込まれたことなんてない」というのが正しいとしても、他の患者さんについても「吹きこまれた程度で症状がでるわけない」と断言できますか?「化学物質過敏症に関する私の発言について」で既に紹介しましたが、MCSに関する事前情報の有無が条件反射の学習効果に影響を与えるという研究があります(Winters 2003)。他にも同様な研究はありますが、一方で「吹きこまれた程度で症状がでるわけない」ことを示した研究は私の知る限りはありません。
主流の医師たちも私と同じ意見です(というか、主流の医師たちの意見を私が参考にした)。たとえば、MCSの診療にあたって「臨床医は患者の病気の信念に貢献してはならない」"the physician must not contribute to the patient's belief system of illness."(Dehart,Am Fam Physician. 58(3):652-654. 1998)とあります。つまり、患者が「微量の化学物質に反応するのです」と信じていたとして、その信念を強化するような行動を医師はとってはならないのです(念のため、診察室で患者の訴えを否定するということではない)。なぜなら、「更なる化学物質からの回避という結果に陥る」"resulting in further isolation"からです。
こうした主流の医師たちの意見を知った上で、「見解としてはお粗末なもの」という感想が出たのでしょうか。こう言っては何ですが、NATROMを批判している人で、上記引用した論文を含め、まともに論文を読んでいる人ってほとんどいないのでは?AMA1992年を「有料だから読んでいない」と自白した人すらいました。いくらなんでも。
>少なくとも、貴方を批判している人たちは、貴方より知性や知識がある方です。其の中に化学畑の人も含まれてますよね。そして、貴方は化学の無知さを指摘され逆ギレしてましたが(笑)
つまり、私より知性や知識があれば、「臨床経験がなくても化学物質過敏症を語ってよい」というわけなのですか?ちなみに知性や知識の有無はどなたが判断するのでしょう?
・togetterのコメント欄をブロックした人の数は「多すぎてわかりません」とのことでしたが、そのブロックした人がみな私の「取り巻き」であるとでもお考えなのでしょうか?
という質問には、お答えがもらえないのでしょうか。ブロックした「多すぎてわからない人」たちすべてが、知性や知識において、はるはらはるこさん以下であったのでしょうか?
NATROM 2013/09/29 17:16
>オーストリア政府保健省 MCS 多種化学物質過敏症を身体的疾病として認める
読めばわかりますが、正確には「身体的疾病として認める」ではなくて、 ICD-10の分類の話です。
>有害物質被害者、環境NGOs、科学者らが
>WHO に二つの環境病 MCS と EHS の公式な認知を求める
つまりこの時点ではWHOはMCSとEHSを公式に認知していないというわけですね。既に「超微量の化学物質の曝露で症状が誘発されるかどうかに関係なく、MCSとされている患者さんが苦しんでいるのは事実ですので、ICD-10に分類するという判断はありうる」と述べました。しかしながら、そうした判断が臨床環境医学に「お墨付き」を与えるというデメリットも考慮すべきだと思います。
>多種化学物質過敏症ガイドラインから
>身体表現性病因を削除
これも医学的ではなく、政治的な理由によります。「MCSは身体表現性障害ではない」という新しい研究成果がドイツ政府を動かしたのではなく、MCSは身体的疾病であり、身体表現性障害ではないと強く信じる患者たちの抗議がドイツ政府を動かしたのです。記事( http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/sick_school/cs_kaigai/081225_Germany_strikes_psychosomatic_cause.html )はとても興味深いです。Dr.REAの話も出てますね。そう、「治療にホメオパシーを用いる化学物質過敏症の権威[ http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20090624#p1 ]」の人です。ちなみにスイスではホメオパシーが国民投票で支持されて健康保険適応がなされると聞きます。これも医学的ではなく政治的な理由による政府の決定の例ですね。
runより:安定の勝手解釈ですね、次は盛大なオチになります。
書き忘れですが解かりやすい様にコメントの順番を変えています。