しろあり防除施工における安全基準第3章:2 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・(1) 薬剤使用に際して
a.使用前に、必ずラベルをよく読み、十分理解した上で使用する。
b.定められた効能または効果にしたがい、用法及び用量を順守して使用する。

間違った使い方をすると、効力不足や健康を害することがある。
c.環境を汚染しないために乱用を避ける。また、養魚地、井戸、地下水等の汚染の恐れのある場所、蜜蜂、蚕(桑)、水棲生物等に被害を及ぼす恐れのある場所では使用しない。
d.希釈する場合は、水が跳ね返らないようにして、均一に攪拌し、手や指でかき混ぜない。
薬液の容器は専用のものとし、他と兼用しない。
e.使用に際しては、必要量だけを分取して調製する。
f.薬剤どうしをむやみに混合したり、加熱してはいけない。
g.病人、特異体質者、妊婦、乳幼児等は、薬剤の影響の少ない場所に移動する。

薬剤によってアレルギー症状やかぶれを起こしやすい特異体質の人は、薬剤の処理作業に従事しないようにする。
h.食品、食器、飼料、玩具、寝具、衣類、愛玩動物、観賞魚、植物、貴重品、美術品、楽器、電気製品等はあらかじめ他へ移すか、あるいは格納し、薬剤がかからないようにする。
(2) 薬剤使用中または使用後
a.塗装面やプラスティック、石材、漆喰、白木等に薬剤が付着した場合は、変色、変形する場合もあるので、覆う等の処置をして薬剤がかからないようにする。
b.保護具(長袖の作業衣、作業帽、保護メガネ、保護マスク、保護靴、ゴム手袋等)及び使用する機械器具は、予めよく点検整備しておく。使用に際しては、保護具は必ず着用し、身体の露出部を少なくして、薬剤を浴びないようにする。なお、室内では使用に際し換気を行う。
c.油剤、乳剤の原液は、引火の恐れがあるから、火気のある場所では使用しない。また、電源を切ってから作業を始める。
d.薬剤の調製、散布中の喫煙、飲食をしない。また、使用中または使用後にトイレに行く時は、手や顔をよく洗う。
f.万一、誤って薬剤を飲み込んだ場合や、薬剤の使用により、頭痛、目や喉の痛み、咳、めまい、吐き気、気分が悪くなった場合には、直ちに作業を中止し、清浄な空気の場所で安静にして、医師の診察を受ける。
e.使用後は必ず、また薬剤が皮膚に付いた時は、直ちに石鹸と水でよく洗う。

万一目や口に入った場合には、直ちに水で洗う。
作業中に大量の薬剤を浴びた場合は、直ちに汚染した衣類を脱ぎ、シャワーを浴びるなどして、身体に付着した薬剤を洗い落とし、清潔な衣類に着替える。また、必要に応じて医師の診察を受ける。
g.使用中に、周辺に被害を及ぼす可能性のある事故が発生した時は、直ちに関係機関に報告する。
h.作業時の衣服は、他の衣類と区別して洗濯し、保護具も洗剤でよく洗う。
i.汚染した器物や洗浄液は、作業現場から持ち帰り、処分に当たっては、自治体の条例や指導に従って処分する。決して河川、湖沼、下水道等の水系や汚染の恐れのある場所には捨てない。