私は化学物質過敏症でありながら薬物耐性があるという変な患者です。
そのおかげで多くの薬を試してみました。
最大時には21種類あったかな?軟膏等含めてなので全部毎日使った訳では無いです。
そんな感じだから「化学物質過敏症患者のクセに薬使い過ぎ」と批判されたりしましたね(^▽^;)
ですが私は実験体は自分しか居ないと考えているので症状別に効果がある薬を積極的に模索しました。
試した薬の数は覚えきれないほど、40は超えているでしょうね。
軽快してきたので今は薬を減らしています。
さて、大事な話ですがここまでのやり方は化学物質過敏症治療のタブーとも言える程順番が逆ですね。
本来ならタチオンぐらいにして状態が良くなったら薬を増やすのが正しいと思います。
薬を減らしている私ですがそれより前に必要時以外には飲まないという事をしていました。
化学物質過敏症では何を敵認定するか分かりません、なので慢性的に薬を摂り続けるという事を避けたのです。
もちろん医者の承諾を得て行いました。
発症当時からお酒が飲めたのでグルタチオン欠乏では無いと判断してタチオン点滴は必要ないとふくずみ先生と相談して決めてタチオン散も必要な時しか使いません。
ステロイドは普通毎日必要量を使うのが必須なのですが必要な時以外は使いませんでした。
何の事はありません、風邪でも無いのに風邪薬を飲む必要が無いのと同じ事なんです。
本来なら薬の使い方としては大間違いなのですが化学物質過敏症という病気の性質を考えると薬は必要最小限に使うというのが私の考え方です。
私見ですが化学物質過敏症での薬の扱いを考えてみました。
薬が使えない⇒使える様になるまで回復させる⇒使って大丈夫なら使う、問題が起こったら即使用中止⇒問題無いなら徐々に増やして症状を緩和⇒良くなってきたら薬を減らしていく。
こういう流れに出来たら理想的だと考えています、恐れながら怖がらず危ないなら避けるという化学物質の対処法としては臭いと変わらないと考えています。
少々面倒な話ですが今の私は薬を減らさない方が楽だと思いつつ減らしています、今年度々ブログを休んでいるのはステロイド自重し過ぎで免疫異常を抑えきれていないと考えています。
どうやって薬に頼らず症状を軽減できるのか模索中ですね、何しろ実験体は自分しか居ないので苦しくても安易に薬に走らず他の方法で何とかしてみようと足掻いています。
痛いし苦しいしツライですがあえての選択、どういう結果になるか分からないですが薬が使えなくなった時の事を想定して後に役に立つと信じて抗います。