・出展:環境汚染問題 私たちと子どもたちの未来のために
http://www.maroon.dti.ne.jp/bandaikw/
・カナダ下院常任委員会報告 :
9.リスク管理
9. RISK MANAGEMENT
9.1 農薬に関連するリスクの管理に、2つの選択肢がある:利用できる製品の毒性を減らすこと、又は人間及び環境が曝される農薬量を減らすこと。PMRAはこれらの目標を達成するために自由裁量できる多数の手段を持っている。
農薬及びPMRAに関する本報告の主な焦点は、登録活動に関連するリスクアセスメント及びリスク管理の実行にある。
しかし、PMRAも総合防除のような戦略を開発することができ、有機農業を奨励できる。
これらの農薬削減技術は農薬の代わりという章で詳細に考察される。
9.2 登録手続きのリスクアセスメント部の後に、環境又は人間の健康リスクの可能性は、製品登録の拒否又は使用に関連する制限の適用によって管理できる。
リスク管理者はリスクアセスメントに存在するあらゆる不確実性に関して及び、使用される安全係数適用のようなあらゆる予防段階を十分に自覚することが重要である。
この種の情報の利用可能性が、予防原則を適用する時期といった、リスク管理決定を一層しやすくする。
9.3 この章は農薬リスクの管理(規制を通じて)・予防原則・受け入れることのできないリスクを考察する。
2000年1月に、枢密院事務所は『公的政策におけるリスク管理:リスク管理に関する次官補作業グループ報告Risk Management in Public Policy: Report of the Assistant Deputy Minister Working Group on Risk Management』という題の報告を発表した。
この報告は、有効なリスク管理は、硬直した規則よりも、柔軟な手続きの存在に依存することを指摘した。
この報告は、「リスク管理規則に基づくシステムのために常に圧力があるが、リスク及び不確実性の本質が、多くの状況でこのようなシステムを不適切にしている」。
本委員会はこの概念を理解し、そのようなものとして、私たちは厳密な規則及び定義よりも、リスク管理の指導原則を提供する。