・NATROM 2013/09/06 12:34
>患者を巻き込むなというのは相手にするなという事ですよ。
患者さんによってはなるべく相手にしないようにはしていますが、こちらとて聖人君主というわけではありませんので、看過できないような主張(たとえば私の発言の捏造)には反論することもあります。それとも、患者だからといって、悪口や嘘を言っても反論されない権利がおありとでもお考えですか?
>二重盲検査、ホメオパシーと実証できない事柄をしつこく言い続けるところに臨床環境医への敵意が見られます、
「実証できない」とは何を指しておっしゃっておられますか?臨床環境医たちは「実証できた」とか言っていましたけど?ホメオパシーも、本当に特異的効果が存在するならば実証はむしろ容易です。
>「アナタには何か理由があって絶対認めたくない事」なんでしょうね、どんな利害か知りませんが。
証拠があれば認めます。証拠が無いことが認めない理由です。ホメオパシーだって十分な証拠さえあれば認めますよ。証拠が無いのにいい加減なことを主張されると患者さんの害になります。患者さんの利害に関わることです。私もいつ患者の立場になるのかわかりませんし、日常診療において患者さんと接していますし、医療資源は有限ですので、患者さんの利害は私自身の利害にもつながります。
>まさか震災の時に被災地の内科医に「腹痛、鼻血は放射線のせいにしておけば顧客(普段の考えでしょうね)が増える」と犯罪教唆未遂した方が「悪は許せん!」などと思うかなぁ?
おそらくは、放射線被ばくで集患を( http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20110620#p1 )のことでしょうね。これを犯罪教唆未遂と解釈する人はごく少数だと思います。医療者が患者の不安を煽ってビジネスにすることは悪であり許せないと私は考えています。代替医療に限りません。
>化学物質過敏症の治り方ってエビデンスレベルは低すぎますが「ある、無い」とは別で他に手が無いなら30%でもエビデンスはあるとなります(内科。外科、精神科の医師にそういう考えで合意しています)。
「他に手が無いなら30%でもエビデンスはあるとなります」という主張は誤りです。治療によっては経過観察よりも悪化する可能性があるからです。「他に手が無い30%でもエビデンスはある」ではなく、「症例報告や専門家の意見という限定的なエビデンスならある」という主張ならわからないでもありません。
>効く人は効くんあから別にいいでしょ?胃酸が何故効くのかすら解かってないけど「効くから」という理由で処方されるでしょ?
胃酸って、胃散のことでしょうか。胃散のエビデンスについては詳細は存じませんが、「何故効くのかわからないが効くという理由で処方される」ような薬があるのは事実です。ただ、それは、効くということが比較試験なりの臨床試験で証明されたらの話です。臨床環境医の行う治療は、「なぜ効くかわからない」ではなく、「効くかどうかわからない」です。
「効く」というのが臨床試験による証明ではなく、「効いた人もいる」ことでもOKということになりますと、ホメオパシーだろうが、他のインチキな代替医療であろうが、あるいは製薬会社の宣伝を鵜呑みにするヤブ医者による薬剤の多量投与であろうが、「効く人は効くんだから別にいいでしょ」ということになりますね。
>そもそも患者と議論するのが間違い、研究者に任せればいいでしょうに。
患者さんであっても対等な議論相手として扱うのが誠実な態度だと私は考えています(相手が議論に値しないと判明した場合は別ですが)。私と議論したくない患者さんは私に議論をふっかけなければいいのでは?私から患者さんに話しかけるときは、発言を捏造された等の理由がある場合に限ります。あとは、患者さんのほうから私に話しかけてきています。「研究者」相手には議論したいですねえ。学会等で機会があれば議論します。ネット上でも議論する用意はあります。ただ、そういう議論はあまり起こらないと思います。理由も概ね推測できています。
>ついでですが入院施設のある胃腸科内科の医師にこんなシフトで休憩するの?と聞いたら「ねーよw」とバカ笑いしてましたね。
その医師は日本全国すべての病院のシフトをご存知なのでしょうね。
>それと新型シックハウス症候群はf4スター規格を使っても起こる事で化学物質が体に良くないと世間は考えてきている様ですよ。
おそらくは、ごくごく狭い範囲内の「世間」だろうと思いますが、化学物質過敏症の疾患概念の怪しさとは別に、化学物質の害については留意する必要がありますね。とりあえず、「新型シックハウス症候群」についてのきちんとした情報待ちですね。石川先生や宮田先生以外の人が「新型シックハウス症候群」を認めたら、情報を集めてみようと思います。
>すっごく簡単に言うとシックハウス症候群は中毒様症状、だからすぐ治る。
>化学物質過敏症になると化学物質アレルギー、過度のストレス、神経系統の狂いまで出てくる。
「シックハウス症候群がすぐ治る」という主張には同意できません。化学物質過敏症が「過度のストレス、神経系統の狂いまで出てくる」というのには同意です。そういう症状が必ずしも微量の化学物質によって誘発されるとは限りませんが。
>今のところNATROM氏は患者をイジメてる愉快犯にしか見えないですね、いちいち反論しないスルースキルでも身に付けた方がいいと思いますよ。
だいぶスルーしていますが、コメント欄に書かれたらお返事するのが誠実な態度だと考えています(相手が議論に値しないと判明した場合は別ですが)。「患者をイジメてる」とのことですが、一部の患者さんは「またNATROM逃げた」などと、むしろ私の方が「負けた」とみなしているようですよ。
>でも催眠術の方がもっと効果出そうだけどねwww
臨床環境医学対催眠術のRCTがあれば催眠術が勝つかもしれませんね。
runより:何故か今コメントできないのでとりあえずここに書いておきますか。
>その医師は日本全国すべての病院のシフトをご存知なのでしょうね。
サボリじゃない事の実証にも何にもなってないね。
>患者さんであっても対等な議論相手として扱うのが誠実な態度だと私は考えています。
でも胡散臭い自分の土俵でしか勝負しない。
>おそらくは、放射線被ばくで集患を( http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20110620#p1 )のことでしょうね。これを犯罪教唆未遂と解釈する人はごく少数だと思います。
Wikipediaで「共犯」と「犯罪教唆」読みなさいwww