農薬の使用状況及び残留状況調査結果について4 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・(別添)
平成23年度国内産農産物における農薬の使用状況及び残留状況調査結果
(概要)
1 調査の目的
我が国の農産物販売農家における農薬の使用状況及び産地段階における農産物への農薬の残留状況を把握し、農薬のリスク管理に係る施策の企画立案のための基礎資料を得るとともに、調査結果に基づく所要の指導を通じて、農薬の適正使用の推進を図り、農産物の安全性の向上を図ることを目的とする。
2 使用状況調査
(1)調査方法
平成23 年度の調査は、穀類、大豆、野菜及び果実の農産物を生産している農家4,665 戸を対象とした。これらの農家が、地域センター等から配布された農薬使用状況等記入簿
に農薬の使用状況を記帳し、地域センター等が農産物の出荷時期に当該記入簿を回収した。
当該記入簿に記帳された内容をもとに、地域センター等が使用された農薬の適用農作物、使用量又は希釈倍数、使用時期及び使用回数の調査を行った。
(2)調査結果(概況)(別表1)
調査対象とした4,665 戸の農産物販売農家のうち、4,649 戸(99.66 %)の農家は適正に使用していることが認められた。

16 戸の農家で、以下のような17 件(のべ件数)の不適正な
使用が認められた。①不適正な使用の内容(複数回答あり)
ア使用してはならない作物へ誤って使用した事例(3 件)
農薬ラベルに「豆類(種実)」に使用できるとの記載があったため、「さやいんげん」にも使用できるものと誤認した(※)など、農薬ラベルの内容を十分に確認しなかったことによるもの。

(※ だいず・あずき等の成熟した種子を収穫する「豆類(種実)」と、えだまめ・さやいんげん等の未成熟なさや付き豆を収穫する「豆類(未成熟)」とでは使用できる農薬が異なる。)
イ使用量又は希釈倍数が適切でなかった事例(4 件)
ウ使用時期を誤って使用した事例(4 件)
エ使用回数を誤って使用した事例(6 件)
②不適正な使用が多く認められた作物ねぎ、はくさい、トマト、メロン
(注)のべ件数:1 戸の農家で2 種類の不適正な使用が認められた場合、2 件として計算