・7月29日(金)
▼午前中、職員健康診断。
目がかゆい等の症状が出た職員がいた。
被服室周辺で臭気を感じたので、扉を閉めた。PTA対策委員から「健康診断の延期の要請」があったが、管理職Eは、この助言を無視して、健康診断を実施した。
VOC用のマスクも要望したが、管理職は用意しなかった。
▼管理職Eが、解体工事中の音楽室内の吸音材サンプルを会議室に持参した。
原告も手に取ったが、ガラス繊維とは違い、小さな破片が空中に自然に飛散した。アスベストの可能性もあるので、至急、調査を申し入れた。
▼書道室前の廊下部分に、1mはみ出して、防水工事が行われたことがわかった。
財務課は、書道室前廊下部分に汚染源があることを知りながら、事実を隠していた。
美術室に教材を取りに入ったときの異常な臭気は、廊下部分からの放散が原因だった。
保護者説明会でも、異常な臭気情報を話したが、教育財務課は廊下部分に発生源があるという重大な危険情報を、保土ヶ谷高校に提供しなかった。
7月30日(土)
▼工事現場を確認。解体作業中の教室の窓から粉塵が多量に飛散していた。帰宅時、多量の痰が出て、不快であった。
8月1日(月)
▼管理職Eに、M工業によって昨年行われた防水工事箇所が書道室前の廊下部分に1メートルはみ出していることを、中央棟屋上から説明した。
窓からの粉塵飛散も管理職Eより現場監督に注意したが、猛暑の中の作業のため完全には閉められなかった(職員の退避を求めたが、無視された)。原告は、帰宅時痰が多量に出た。
8月2日(火)
▼管理職Bに、「書道室前の廊下部分の有機溶剤発生源の存在」を報告した。
8月4日(木)
▼改修工事現場屋上で、室内放散量試験実施。
8月8日(月)
▼県対策委員会現場見学。
委員は西棟屋上より見学した。クラックの半数以上はザイペックス(注)で、すでに補修してあった。クラックは深く大きかったが、ブルーシートで覆われ、3割程度しか見えなかった。
H建設は「保土ヶ谷高校のスラブはひび割れだらけで、機械的な工事をすると、コンクリートが、ばらばらになる可能性があるので、注入式のザイペックスで改修工事を行った」と話した。
(注)コンクリート内部の空隙やひび割れなどの欠陥部にセメント結晶を増殖させることで緻密化し、水などの浸入を遮断し、耐久性能を向上させる改質材。
8月10日(水)
▼PTA対策委員2名 改修工事現場見学
8月11日(木)
▼屋上、室内放散量試験実施。
8月12日(金)
▼第7回校内対策委員会:設計変更=工期延長。各種調査中間報告。施工部分を廊下、準備室全体まで広げる。内部工事=木毛セメント板を撤去し、気密シートを貼り2重天井とする。天井裏換気設備設置。
8月15日(月)
▼改修工事対策会議:管理職Eより「生徒登校禁止期間(追加)のおしらせ」を保護者に通知。登校禁止期間:8月18日(木)~20日(土)22日(月)とする。
8月18日(木)~21日(日)
▼書道室前廊下天井木毛セメント板撤去工事。
8月20日(土)
▼VOC検査
8月23日(火)24日(水)
▼書道室前廊下で大量の雨漏り。2階の床まで水浸し。天井・電気追加工事になった。
8月24日(水)
▼第8回校内対策会議:改修工事の設計変更=工期延長7月21日~10月18日の90日間ほか。
原告が13項目の考察提出(書道室前の廊下の天井部分のフレック検査によって、有機溶剤の放散が確認でき、廊下部分の追加工事が行われる事になった。
西棟5階の国際理解教室は、県検討委員会T委員も「隣接のスラブには、フィルムを貼った方が良い」と発言している。
美術室、視聴覚室は工事なし。換気扇による強制換気が必要。2004年9月に実施された工事において、トリレンジイソシアネートやDOPが室内を汚染した可能性を危惧など)。(つづく)
runより:無事続きが上がりホッとしています、随所におかしな点がありますね。
シックスクールはいつもこんな感じで学校は怖い体質の所だと思い知らされます。