やっぱNATROMは東スポ並み。4 | 化学物質過敏症 runのブログ

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さて、問題の部分も掲載しておきましょう。


6.4.2 心因性要素

 MCSの多くの人々は不安や鬱を訴えることは明らかであり、多くの人々はこのことがMCSの原因が心因性であることを示している考える。

多くの人々が、医師又はセラピストが患者の病気の症状と概念を進展させ継続させる”医原性(訳注:医師の診断、治療によって生じた)”モデルに言及している(Black, 1995)。(注:NATROMが引用した部分です。)



 あるグループの人々は匂いの曝露テストを受け、それらの強度と症状及び経験した不快感が記録された。

曝露に先立ち、対象者の全ては匂いに関する説明を受けた。ひとつのグループは否定的な説明を受け、他のグループは肯定的又は中立的な説明を受けた。

最初のグループは匂いは強く不快感と健康不良を訴えたが、他のグループには同じことは起きなかった(Dalton, 2000; Hummel, 1996)。


 一方、匂い過敏症(悪臭症(cacosmia))が増進した人々は不安を感じたり鬱になりやすい(Ashford & Miller, 1998)。

環境病を持つ人々のグループに対する多くの調査は、これらのグループの人々は、そうでない人々よりもしばしば、人格障害、鬱と不安症状、及び、身体的及び心気症的症状になりやすいということを示している。

それらの全ては、これらの人々は隠された感情的問題を抱えているかもしれないということを示している(Black, 1993


 人格的要素がMCSの機序に関係しているかもしれない。

ストレスのある環境では女性は男性に比べてより早く身体的症状を進展させやすい。

慢性不安の経験ある人は全て抑圧感を持ち、不快感と健康不良を感じる。


 これらの要素はまた、環境病を含む他の病気に関連して言及されている。

これらの要素はおそらく、MCSの病原論の背後で精神身体的要素として重要である。


 レズノフ(2000)は、MCS患者が引き金物質に曝露した時に過換気症(hyperventilation)を伴う恐怖反応の典型的兆候を観察した

彼は、MCSに関連するいくつかの引き金症状は過換気状態の間に脳を循環する血流中の生理学的反応によって説明することができるという事実に言及している。


 環境病の患者13人中7人は、病気になる前に不安及び鬱を経験していた(Simon, 1990)。

職業誘発環境病の補償を求めて提訴している90人中38人の中に(62人は多種症状)、鬱、不安、ストレス、精神身体的症状のような精神医学的診断が見られた。何人かは複数の診断があった。

しかし、彼等が環境病になる前は、誰も精神医学的診断を持たなかった(Terr, 1989)。

精神医学的診断の数及び分類は報告されなかった。


 フィードラー(1996)は、彼女の患者の中で発生する精神医学的診断の頻度を折々に調査した。

36人のMCS又は化学物質過敏症(CS)と18人のコントロールからなる調査で、その36人のうちの何人かは精神医学的病気を持っていたか過去に持ったことがあった。

しかし、36人の内の半分以上は精神医学的診断を持ったことがなかった。MCS、CS又は慢性疲労症候群(CFS)の96人及びコントロール・グループは神経生理学及び標準化された神経医学テストを受けた。

精神医学的病気を示す異常なテスト結果が、コントロールグループより、MCS、CS及び慢性疲労症候群(CFS)の3つのグループの中に多く見られた。

しかし、MCS患者の74%、CS患者の38%、及びCFS患者の61%は正常なテスト結果であった。


 MCSの出現に関連して心因性の問題の重要性に関する10の調査のうち9つに、8つの横断的調査における原因と原因関連の混同を含む、大きな方法論的問題が発見された(Davidoff, 1994)。

1166人のMCSテストを実施したもっと最近の調査では、クツオギアニスとダビドフ(2001)は、心理学上の要素は他と比べて、MCS基準を満たす人々の中で特に多いということはないことを見出した。


runより:この記事を読んだ後NATROMの日記を読めばさぞ滑稽だろう、

どこまで捻じ曲げるのだろうか?

赤文字以外に書いてある事にNATROMは触れられないな、発症前は普通だったと書いてあるのが多いし。

呆れたとしか言えません┐( ̄ヘ ̄)┌

東スポの方がマシというタイトルにすれば良かったよ。