唾液の分泌が口内環境を維持?:3 | 化学物質過敏症 runのブログ

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● 唾液は“歯の保護剤”。分泌を活発にするためには?

歯が痛むのを防ぐ、優れた保護剤とも言える「唾液」。

その分泌量は、一般的な大人で1日あたり1.0~1.5リットルにもなるという。しかし、唾液が口内を十分に中和するのには40分以上かかると言われているため、時間をおかずに飲食をしたり、食間に酸性の飲料を摂取すると口内の酸性化が進んでしまう恐れがある。


また、唾液は就寝前と起床直後、過度の緊張やストレス、体内の水分が減った時や代謝が落ちた時などには分泌が減ってしまうという。

これら「口の中が乾いている(唾液が少なくなっている)」ときは、虫歯や酸蝕歯にかかりやすい状態と言えるため、生活リズムを整えたり、こまめな水分補給で脱水状態を防いだりすることで、積極的に唾液を分泌させることが必要だ。

特に、水分補給の際には、pH が中性からアルカリ性で着色要素もない水を摂取することが適していると言えよう。


歯の健康維持について、歯科医師で All About 歯・口の病気ガイドを務める丸山 和弘氏は、「虫歯の原因となるプラークを取り除くには、口内環境が良い状態でしっかり歯磨きすることが唯一の方法。

口内環境が良ければ、酸蝕歯の予防にもつながる。

夕食から時間を置き、就寝直前にしっかり歯磨きをして欲しい」とコメント。また、唾液の分泌と歯の健康の関係については、「近年は、唾液が少ないドライマウスの人が増えているうえ、唾液が減リ始める年齢が前倒しになっている傾向が見られる。

ドライマウスには未だ効果的な治療がないため、新陳代謝を維持するためにも、『のど』ではなく『口が乾いたら』水分補給するように心がけてほしい」としている。

意外と知られていない、歯の健康と唾液の働き。口内環境を整え、健康な歯を維持するためには、唾液分泌量低下の原因となるドライマウスを防ぐために、こまめに水分補給をすることが重要な役割を果たすと言えそうだ。


runより:ph値は反応する物質を左右すると考えられます。

酸性、アルカリ性共に偏ると刺激(溶けます)になるので反応する物質のph値は把握した方がいいですね。