大久保貞利さんの著書「電磁波過敏症」で紹介されている世界的に有名な電磁波過敏症患者を著書から文を引用しながら掲載していきます。
:WHO(世界保健機関)の前事務局長グロ・ハーレム・ブルントラント氏が電磁波過敏症であるのはよく知られた事実だ。
ブルントラント氏は、ノルウェー初の女性首相として知られるが、出身は小児科医だ。
彼女は携帯電話を使い始めたころから、耳の周辺が熱くなるのを感じていた。
その後、携帯電話を使う期間が長くなるにつれ、症状はますます悪化し、ひどい頭痛がするようになった。まさに電磁波過敏症になってしまったのだ。ジュネーブにあるWHOの事務局長室では、携帯電話を必ず電源オフ状態にして、入室させるようにした。
「よく思い込みとか、神経症とかいう人がいるが、電磁波過敏症はそういうものではなく、実在します」とブルントラント氏は、語っている。
この内容はノルウェーの新聞の一面トップで紹介された。
もうひとり、「世界で最も有名な電磁波過敏症患者」といわれている、スウェーデン人のパー・セガベック氏を紹介しよう。
セガペック氏は、スウェーデンの携帯電話会社の技術者で、新型の携帯電話の開発をしている時に強い電磁波を浴び電磁波過敏症になった。
彼だけでなく同僚約50人も発症したというのだからただ事でない。
セガベック氏は首都のストックホルムに住んでいたが、自宅近くに携帯電話中継塔が建ったため、首都の郊外に引越しせざるを得なくなった。
新しい自宅から都心の職場まで電車通勤したが、都心は中継基地局がたくさんあるので電磁波防護服を着ないと耐えられない。
だがその防護服は宇宙服のようできわめて目立つ。
そのため世界一有名な「電磁波過敏症患者」になってしまったというわけだ。
パー・セガベック氏の写真
(参考文献:大久保貞利著「電磁波過敏症」文と写真)
runより:パー・セガベック氏は携帯電話メーカーであるエリクソン社の社員でした、もちろん会社としては電磁波は危険だと歩く広告塔の様なパー・セガベック氏に「週に2・3日は脱いで出勤しろ!」と命令。
当然拒否したパー・セガベック氏を解雇したエリクソン社を相手に「不当解雇」として訴訟しました。
ちなみに「ねこさん」も見た目はこんな感じだそうです。