農水省「1 等米と2 等米のコスト差500 円」は“うそ” | 化学物質過敏症 runのブログ

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・出典:米の検査規格の見直しを求める会
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http://hantenmai.sakura.ne.jp/doc/doc101_cost_uso.pdf
農水省「1 等米と2 等米のコスト差500 円」は“うそ”
「国会質問に虚偽答弁」「改ざん資料を検討会に配布」 は農水省の隠蔽体質
これまで岩手や秋田県議会を初め、消費者団体などが見直しを求めてきた農産物検査法。
しかし農水省は2008 年2 月の農産物検査規格検討会で、これらの議会や団体が提出した意見書の存在を隠し、「現行規格とする」と結論付けた資料を作成・配布しています。
また寺田学衆議院議員が2007 年3 月の予算委員会で行った質問に対する答弁では、「数字のトリック」を使い事実と異なる説明を行っています。

これらはヤミ専従文書の改ざん問題などと共通する「体質」といわざるを得ません。

嘘その一 コスト差が過大に見える比較
農水省は寺田議員の質問に対する「コスト差500 円」の根拠を次のように述べています。
着色粒がない場合と 2等(着色粒0.3%以内)のコスト差約500円/60kg
これは正しい比較とはいえません。

なぜなら、正しい比較はいずれも上限値、または下限値にしなければなりません。

しかしこの比較は上限値と下限値の比較であり、差を実際よりも大きく見せようと意図したのは明らかです。
そこで、いずれも下限値で比較し直すと次のように差は356 円に小さくなります。
1等(着色粒0.1%以内)と 2等(着色粒0.3%以内)のコスト差約356円/60kgしかしこの場合の「356 円」も妥当なコスト差ということにはなりません。農水省の試算には他にもカラクリが仕込まれているためです。