早期警告からの遅すぎる教訓18 | 化学物質過敏症 runのブログ

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12.16 エピローグ
無線電話を12 年間使って脳に神経鞘腫が発生した会社員に、労働者の保険団体(INAL)が労働者補償を支払わなくてはいけない、とする原判決をイタリア最高裁判所は支持した
(http://www.applelettrosmog.it/public/news.php?id-44;http://microwavenews.com/news-center/italian-supreme-court-affirms-tumor-risk )。

この会社員は、腫瘍ができたのとだいたい同じ側で、一日あたり5 から6 時間、携帯電話とコードレス電話の両方を使っていた。

神経鞘腫は脳の三叉ガッサー神経節にあった。

この5 番目の頭蓋神経は、顔の感覚と筋肉をコントロールする。

これは脳の似た領域にある8 番目の頭蓋神経のなかの聴神経腫と、同じ腫瘍のタイプだ。

神経鞘腫は良性腫瘍だが、過酷な影響が日常生活に影響を与え、神経学的損傷を治療した後も、永続的な障害になる症状を起こす。

イタリアの訴訟は、因果関係の基準を満たした。

無線電話の10 年以上の使用と、腫瘍が発生した側での高い累積被曝、無線電話の使用と脳腫瘍のリスクに関する過去の研究に基づいて予測される腫瘍のタイプだ。

最高裁判所の決定に抗議するための、これ以上の訴えは不可能だ。
原典:Lenart Hardell, Michael Carlberg, David Gee. ”Mobile phone use and braintumour risk: early warnings, early actions?”
Late Lessons from early warnings: science, precaution, innovation.EEA(2013)541-559
(訳:加藤やすこ、2013.3.25) *参考文献は省略


runより:長い論文お疲れ様でした((。´・ω・)。´_ _))ペコ

ですがミスをしちゃいました、昨日掲載した分はPDF特有の文章の割り込みを分けてなかったのでこれから直します。

???な部分があったのはその為です、申し訳ないです((。´・ω・)。´_ _))ペコ。