・出典;化学物質問題市民研究会
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/index.html
2007年11月20日
総務省生体電磁環境研究推進委員会委員長
九州大学大学院工学研究院特任教授
上野 照剛 様
生体電磁環境研究推進委員会報告書に係る質問状
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
先だっては、お忙しい中、私どもの質問への回答書をいただき、ありがとうございました。
いただいた回答書によって、なおお尋ねさせていただきたいことがございます。
恐縮ですが、再度質問させていただきます。
お忙しいところ、誠に申し訳ございませんが、12月20日までに文書にてご回答いただきたく、
お願い申し上げます。
よろしくおねがいいたします。
敬具
記
1-1.本報告書において、本委員会の研究について「公正かつ中立的」「研究の質、精度は従来の研究に比べて十分に高い」と評価した根拠につき、いただいた回答書の「1」において「WHO等の国際機関や世界各国の研究者の見解等も踏まえ、生体電磁環境研究推進委員会において公正
中立に評価したものです。」とのご回答をいただきました。
そこでお尋ね申し上げます。
本委員会が「公正中立」だと言える根拠を、私たち市民にも分かるよう、具体的にお教えください。
1-2.また、回答書「1」において「研究の質・精度についても、国際的会議や学会等において評価を受けているものであり、十分に高いものであると認識しております。」とお答えいただきました。
そこでお尋ね申し上げます。
いつどこで開催された何という国際的会議や学会等において、どのような「評価」を受けたのか、本報告書に示された研究のそれぞれについて具体的に特定してお示し下さい。
また、評価内容が分かる資料、または資料の存在場所も、併せてお示しください。
2.私たちは前回の質問状で、インフルエンザ治療薬「タミフル」の副作用を調べている厚生労働省研究班長に、タミフルの輸入販売元から研究資金が渡っていたこと等が問題になったことを例として挙げつつ、「本委員会の各委員について、その利害関係(過去から現在における、電気通信事業界に在籍した経歴、電気通信事業者からの研究費・寄付等の収受、電気通信事業者との各種契約の履歴等について、それぞれの有無や、有る場合の内容・金額)についてお示しください。」と質問をいたしました。
しかし、この点につき、ご回答をいただけませんでした。
ご回答をいだけない理由をお示しください。