・出典:BEMSJの「電磁波(電磁界)の健康影響」講座
http://homepage3.nifty.com/~bemsj/index.htm
・強い静磁場に関する日本の研究 2007年
作成;2009-2-28
独立行政法人 物質・材料研究機構 共用基盤部門 強磁場共用ステーション 2007年度成果報告書にあった報告の抜粋です。
関心のある方は、全文を読んでください。
タイトル:静磁場の骨芽細胞及び破骨細胞に対する作用:魚のウロコを用いたモデル系による解析
研究者:鈴木信雄 ら
概要:高強度の静磁場が骨形成に有効である可能性がある。
そこで物質・材料研究機構の超伝導マグネットを用いて、13T の静磁場に対する骨芽細胞に加えて破骨細胞の影響をウロコの培養系により解析した。
キンギョのウロコを取り、そのウロコを半分に切りった。
半分に切断したウロコは、2 群に分け、実験群と対照群とした。
13Tの磁場に、6及び24時間曝露し、骨芽細胞と破骨細胞の活性に及ぼす影響を調ペた。
結果として、静磁場により、骨芽細胞の活性は上昇し、破骨細胞の活性は逆に低下することが判明した。
今後これらの遺伝子の発現解析を行い、静磁場による骨形成機構をさらに詳細に調ペ、骨折の治療に貢献するための基礎データをとる予定である。
runより:強い静磁場というとMRIなどがあります。
もしMRIに強い反応があると磁場に反応してると言えますね。
ちなみに電場と同時発生するのは静磁場です。