東京都、東京の微小粒子状物質(PM2.5)のモニタリング結果を公表 | 化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです

・出典:国立環境展望台
http://tenbou.nies.go.jp/

・東京都、東京の微小粒子状物質(PM2.5)のモニタリング結果を公表
.

発表日:2013.02.06

東京都は、東京の微小粒子状物質(PM2.5)のモニタリング結果を公表した。

都では、平成21年に微小粒子状物質(PM2.5)の環境基準が設定され、平成22年度から3年計画で全ての測定局にPM2.5の測定機を設置しモニタリングを行うこととした。

現在、56測定局で測定を実施している。

今回、平成25年1月6日から2月4日の一般環境大気測定局のモニタリングの結果(速報値)を公表した。

これによると、各測定局の1日平均値の都平均は14.0μg/m3で5.4~26.5μg/m3の範囲にある。

平成24年の冬(1月~2月)の1日平均値の都平均は14.2μg/m3で3.6~37.1μg/m3の範囲であったことから、今のところ特に影響は見られないとしている。

都では、都内に設置している各測定局の測定物質ごとの測定値をリアルタイムでホームページに公開するとともに、今後も国内外の情報収集と各測定物質の適切なモニタリングを行っていくという。

最近の東京における大気環境の状況について

平成25年2月6日
環境局

 最近、北京をはじめとする中国各地での深刻な大気汚染について報道がなされています。
 東京における大気環境への影響は、今のところ特に見られませんのでお知らせします。

 都では平成21年に微小粒子状物質(PM2.5)の環境基準が設定されて以来、平成22年度から3年計画で全ての測定局にPM2.5の測定機を設置しモニタリングを行うこととしました。

現在、56測定局(内2局は八王子市が設置)で測定を実施しており、今年度末までには全81測定局(内3局は八王子市が設置)に設置する予定です。

北京と東京におけるPM2.5濃度(一日平均値)の推移

化学物質過敏症 runのブログ-p

※北京の濃度については、在北京米国大使館のツイッター情報に基づくデータ

 一般環境大気測定局のモニタリングの結果(速報値)をみると、1月6日から2月4日の東京の大気環境は、各測定局の1日平均値の都平均は14.0マイクログラム/立方メートルで5.4~26.5マイクログラム/立方メートルの範囲にあります。

昨冬(1月~2月)の1日平均値の都平均は14.2マイクログラム/立方メートルで3.6~37.1マイクログラム/立方メートルの範囲にあり、本年はこの変動の範囲内であり、大きな変化は見られません。
 従って、今のところ特に影響は見られません。
 都では、都内に設置している各測定局の測定物質ごとの測定値をリアルタイムでホームページに公開しており、どなたでも見ることができます(大気汚染地図情報)。

今後も国内外の情報収集と各測定物質の適切なモニタリングを行ってまいります。

・大気汚染地図情報(速報値) http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/cgi-bin/bunpu1/p101.cgi
・また、環境局ホームページのほか、環境局ツイッターでも随時情報提供を行っていきます。


問い合わせ先
環境局環境改善部大気保全課
 電話 03-5388-3568

〔参考〕

微小粒子状物質(PM2.5)の環境基準

1 環境基準(平成21年9月9日環境省告示)

 1年平均値が15マイクログラム/立方メートル以下であり、かつ、1日平均値が35マイクログラム/立方メートル以下であること。

2 大気環境濃度の評価

 長期基準及び短期基準に関する評価を各々行い、両方を満足した場合に達成と評価する。
1.長期基準
1年平均値を環境基準と比較して評価する。
2.短期基準
年間の1日平均値のうち、低いほうから98%に相当するもの(98パーセントタイル値)を環境基準と比較して評価する。

3 環境基準の位置づけ

 環境基準は、「人の健康の保護及び生活環境の保全のうえで維持されることが望ましい基準」であり、行政上の政策目標である。

これは、人の健康等を維持するための最低限度としてではなく、より積極的に維持されることが望ましい目標として、その確保を図っていこうとするものである。

他の物質においても考え方は同じ。