・11.30
・長浜博行環境相、新潟市が住民団体の抗議を受け27日に予定していた震災がれきの試験焼却を中止したことに関し「試験をお願いしているのは放射性物質濃度が不検出か、大変低いものだ」と述べ、安全性を改めて強調
・石川県の金沢市議会、臨時会を開き、岩手県宮古市の震災がれき受け入れに伴う処理費用などの一般会計補正予算案を賛成多数で可決。山野之義市長は「被災地の早期復興のため、一日も早く受け入れを開始したい」と述べる
・ 福井県高浜町、岩手県大槌町の震災がれきを本格的に受け入れると発表
11.29
・岩手県、新潟市で予定されていた大槌町の震災がれき試験焼却が延期されたと発表
・群馬県前橋市の住民有志、震災がれき受け入れに反対する署名571筆を山本龍市長に手渡す
・福井県敦賀市、震災がれきの試験焼却で排ガス中のアスベストとダイオキシン濃度が基準値を下回ったと発表
・ 大阪市、同市此花区のごみ焼却場、舞洲工場で震災がれきの試験焼却開始
・石川県輪島市のごみ処分場「輪島クリーンセンター」が建つ同市美谷町の住民、放射性物質への不安などを理由として、梶文秋市長に震災がれき受け入れ中止を要請
1.28
・ 静岡県富士市、最終処分場の周辺住民が震災がれきの焼却灰の受け入れに反対していた問題で、住民が条件付きで受け入れに同意したことを明らかにする
11.27
・新潟市、震災がれきの試験焼却に反対する市民グループによるバリケードなどで、震災がれきを焼却場へ搬入できず、岩手県と協議してがれきを返却することを決める
・福井県敦賀市、岩手県大槌町の震災がれきの試験焼却の結果、排ガスのアスベストやダイオキシンの濃度は基準値以下だったと発表。放射性セシウムも基準値以下であり、市は来年1月から本格的に受け入れを開始する予定
・福井県輪島市美谷町の区長ら、輪島市の丹圃俊記福祉環境部長に岩手県宮古市の震災がれきの試験焼却に反対する文書を提出
11.26
・大阪府と大阪市、岩手県の震災がれき100トンを同市此花区のごみ処理施設、舞洲工場に搬入。29、30日に試験焼却すると発表
・新潟市、試験焼却する岩手県大槌町の震災がれき約14トンを亀田清掃センターに搬入する作業を始めが、住民ら約30人の抗議活動のため、市は同日中の搬入を断念
・栃木県と壬生町、宮城県多賀城市、震災がれきの広域処理に関する基本協定を締結
・石川県輪島市、岩手県宮古市に集積された震災がれきを来月7日に搬入し、翌8日に試験焼却すると発表。がれきは輪島市三谷町の輪島クリーンセンターで焼却され、焼却灰も同施設で埋め立て処分される
・金沢市の戸室新保埋立場周辺の3町会の代表、岩手県宮古市の震災がれきの埋め立て処分が始まることを受け、山野之義市長にがれき受け入れに賛同の意向を示した上で、風評被害対策などを求める要望書を提出
11.22
・ 秋田県、仙北市が受け入れる岩手県野田村震災がれきの放射性物質の調査結果を発表。問題のない値とした。カドミウムなども検出されず
・岩手県大槌町の震災がれき約21トン、試験焼却のため新潟市東区の新潟貨物ターミナル駅に到着
・石川県金沢市の山野之義市長、岩手県宮古市から震災がれきの漁具や漁網約5000トンを受け入れると表明。市の処分場で埋め立てる
・ 大阪市此花区の夢洲に、手岩県の震災がれきを載せたコンテナ船が到着
・大阪府警、大阪市が管理する一時保管場所の状況をビデオカメラで撮影するために無断で敷地内に立ち入ったとして、軽犯罪法違反容疑で男を現行犯逮捕
・富山県の震災がれき広域処理に反対する9団体、震災がれきの県内処理に反対表明文を富山市と県に提出
11.21
・ 河田恵昭・関西大教授、南海トラフ巨大地震が発生した場合に生じるがれき量が最大で東日本大震災の10.8倍となるとの試算を明らかにする。震災がれき広域処理に放射線やアスベスト、PCB汚染を理由に反対した地域のがれきを、どこで引き受けるのだろうか
11.20
・ 静岡県島田市、震災がれきの焼却灰受け入れに反対し、最終処分場の一部地権者が正面入り口をロープで封鎖しているが、別の場所に設置した入り口から焼却灰の搬入を再開
・大阪市役所前の市道で震災がれきの受け入れに抗議するグループのテント、自主撤去
11.19
・富山市などがつくる「富山地区広域圏事務組合」と高岡市、震災がれきの試験焼却を実施することを決めたと県に伝える
11.16
・ 新潟県長岡市が震災がれきの試験焼却を予定している同市栃尾商工会など7団体、受け入れを容認する決議書を森民夫市長に提出。焼却データの公表や風評被害対策、地域振興なども求める
・東新潟県新潟市の市民団体のメンバーら、「岩手県大槌町の震災がれきの試験焼却について、受け入れは仕方がない」としたが、外での活動をひかえるなど放射性物質に対する安全対策を講じるよう篠田昭市長に求める
11.15
・大阪府と大阪市、岩手県宮古市の仮置場で、震災がれき(可燃物約100トン)の密閉式コンテナへの積み込み作業を終える
・大阪市の橋下徹市長、市の震災がれき受け入れに反対して市役所前にテントを張っている市民団体メンバーらに、道路法に基づく撤去命令を出したことを明らかにする。命令は14日付
・大林組、重金属などの有害廃棄物を含む、処理できなかった震災がれきを盛り土などに活用できる新技術を開発し、宮城県亘理町の実験場が報道陣に公開
11.14
・新潟県三条市の震災がれきを焼却する予定の清掃センター近くの福島新田甲自治会、条件付きで震災がれき受け入れを容認することを明らかにする。条件は、受入量を受け入れる新潟県内5市の人口比に応じて決めること、異常があれば焼却中止、風評被害があった際は市が費用を立て替え、国に請求するなど
11.13
・新潟県三条市、12月定例市議会に岩手県大槌町の震災がれき本焼却費の3カ月分を補正予算案として計上することを明らかにする。本焼却費は約1500万円に上るという見通し
・石川県金沢市の「金沢市廃棄物総合対策審議会」、岩手県宮古市の「受け入れに問題はない」とする答申を山野之義市長に提出。山野市長は「一日も早い被災地の復興に役立ちたい」と述べる
・群馬県前橋市、岩手県宮古地区の震災がれきの試験焼却で生じた灰を同市荻窪町の市最終処分場に埋め立てる。焼却灰の放射性物質は1キロあたり約77ベクレル
・大阪府・大阪市、住民説明会で震災がれきの試験焼却を24日にも始めることを明らかにした。会場では、受け入れ反対を訴える市民団体などと警察官らともみ合いになり、逮捕者が4人出る
11.12
・新潟県新潟市の篠田昭市長、岩手県大槌町の震災がれきの試験焼却を27日から始めると発表した
11.10
・
石川県金沢市、岩手県宮古市で回収された震災がれき(不燃物の漁具・漁網)を、埋め立て施設に試験的に搬入し処理。震災がれき周辺の空間放射線量は、「市内と比べてもほぼ変わらない」
11.09
・
大阪府、岩手県宮古市内の集積場で採取したがれきの放射線量などの測定結果を公表。放射性セシウムはほとんど検出されず、1キロあたりの濃度は府の受け入れ基準、100ベクレルを大きく下回る
11.08
・
京都府京丹波町や舞鶴市などの住民団体、高浜町を訪れ、担当者に震災がれきの本格的処分の中止を求める
・愛媛県のJA周桑や西条市漁協など同市内9団体と愛媛有機農産生協、愛媛県に震災れきを受け入れないよう要望。要望書では、放射性物質による水質汚染や風評被害を懸念
11.07
・
関西を中心にした市民団体など、震災がれきの受け入れを決めている大阪市に、がれきの焼却処分をしないことを求める要望書を提出
11.06
・栃木県壬生町の小菅一弥町長、宮城県多賀城市の震災がれきの本格的な受け入れを決めたと表明。県内自治体では初めて
・群馬県前橋市、震災がれきを試験焼却した結果、焼却灰の放射性セシウム濃度が1 kgあたり66-99ベクレルであったと報告.煤塵のセシウムは728ベクレル
・宮古市から金沢市に埋め立て処分地にも限りがある漁具・漁網が搬出される。金沢市が試験的に埋め立て処分する。問題がなければ広域処理を本格的に受け入れる
・福岡県北九州市、震災がれきの受け入れに関する災害廃棄物受入対策本部の3回目の会合を開く。市はこれまで5200屯を処理、焼却灰は最大で1 kgあたり77ベクレル。安全性が確認され、風評被害は起こっていないとした
11.05
・新潟県三条市の国定勇人市長、試験焼却の「測定データの数値が通常の範囲内に収まっていることに鑑み、本焼却に向け進めさせていただきたい」としてがれきの本格的な受け入れを表明
・福井県高浜町、岩手県大槌町の震災がれきと一般ごみの焼却灰を同町下の不燃物処分地に埋め立てる。試験焼却時の清掃センター敷地境界4カ所の放射線量は、1時間当たり最高0.06マイクロシーベルトで、焼却前と変化なし
・岩手県警、同県陸前高田市高田町のがれき仮置き場で遺体が見つかったと発表。遺体は震災がれきの選別作業中に発見
11.04 ・ 福井県高浜町、岩手県大槌町の震災がれき3トンを試験焼却
11.02
・会計検査院、11年度決算検査報告をまとめる。がれき処理について宮城と岩手の11自治体を実地検査し、処理費用に対する補助金が2種類あるため、事務作業が複雑になっていることが判明。一つは市町村に国が直接出す補助金、もう一つは国の「グリーンニューディール基金制度」で県が作った基金から市町村に出す補助金
・国土交通省東北地方整備局、宮城県名取市内の海岸堤防の復旧工事で、同市内で発生した土砂やコンクリートくずなど震災がれきの本格活用を開始。震災がれきを使った堤防復旧は、仙台市に次いで2例目
・石川県金沢市、東日本大震災で発生した漁具や漁網など5トンを、岩手県宮古市から今月10日に試験搬入すると発表した。がれきは、戸室新保埋立場(金沢市戸室新保)で試験的に埋め立て処分される
・静岡県裾野市、震災がれきの焼却灰を、これまで保管していた市美化センターから同市須山の最終処分場に運び、埋め立てる。焼却灰の放射性セシウム濃度は、1キロ当たり83-120ベクレル
11.01
・ 新潟県三条市、岩手県大槌町の震災がれきを試験焼却した排ガスから、放射性セシウムが検出されなかったと発表。焼却灰中の有害金属類も基準値以下
・福井県敦賀市、本格的に震災がれきを受け入れる方針を決める。福井県内で初めて
・ 住民グループ「がれきねっと若狭」のメンバーらが1日、撤回を求める要請書を再び福井県高浜町に再度提出。質問書も提出