殺虫剤等に関する使用実態等調査14 | 化学物質過敏症 runのブログ

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2)社団法人日本しろあり対策協会
①防除施工標準仕様書(平成15年)
協会の標準仕様によるシロアリ防除や木材腐朽防止手法について示したもので、予防施工や防除施工、管理施工の工法について、具体的に記述され、取りまとめられ、薬剤の飛散や水域への流入に対する注意喚起がなされている(42ページ)。
②しろあり防除施工における安全管理基準(平成15年)
協会の標準仕様に基づいてシロアリ防除並びに木材防腐処理を行う際の施工方法や安全管理について取りまとめたもので、特に薬剤の保管、運搬、取扱い、薬剤使用時の人や環境等への配慮、施工現場での確認事項、中毒への対応、関連法令などについて詳しく記述されている。

また、環境管理として作業現場の環境基準、気中濃度、廃棄法、排水処理、漏洩時の処置、水域流入時の対応やシックハウス対策などについても示されている(60ページ)。
③しろあり防除(予防・駆除)薬剤の安全性(平成16年)
シロアリ類の防除(予防・駆除)並びに木材腐朽防止に使用する協会の認定薬剤について、その有効成分や共力剤の毒性や安全性、使用現場での気中濃度測定結果などについて取りまとめたもの(71ページ)。
④登録施工業者会員規則(平成14年)
消費者に信頼され、公共の福祉に寄与できる業界をつくる目的で、建築物のシロアリ及び木材腐朽菌による被害に対し、予防または駆除を適正かつ安全に行う者の要件に関する規定で、登録施工業者会員(しろあり防除施工士)並びにしろあり防除施工管理責任者の登録や適格基準、義務などについて定めている。
⑤しろあり防除施工士規定
シロアリの防除施工を行う技術者の資格を定め、その業務の適正を図り、シロアリ防除施工の確実性と安全性を確保し、防除の万全を期することを目的とし、資格検定や登録、施工士の義務などについて定めている。
⑥しろあり防除薬剤認定業務取扱規定
建築物の耐久性向上のために使用される防蟻・防腐剤の適正な認定を行うことを目的として、認定の際に必要な試験項目、申請書類、審査、認定基準等について定めている。

3)家庭用カビ取り・防カビ剤等協議会
①非塩素系カビ取り剤のガイドライン(平成8年)
非塩素系のカビ取り剤の安全対策を徹底する目的で、製品基準を示すとともに、自主表示基準による取扱説明、危険性などの表示方法、安全性試験などについて定めている。
②家庭用カビ取り剤(塩素系)の自主基準(平成元年制定、平成18年最終改訂)家庭用カビ取り剤・防カビ剤の安全性や有効性などの品質を確保するとともに、薬剤による事故防止を図る目的で、製品(表示)基準、有効成分及びその含有量、安全性試験項目、容器、製造などの基準について定め、効力や付着性などの試験法、製品表示の具体例について示されている。
③家庭用カビ防止剤の自主基準(平成3年制定、平成18年最終改訂)
製品の安全性及び有効性を確保する目的で、成分、使用法、使用上の注意点などの表示法を具体的に示すとともに、有効成分、用語の使用基準、製造基準などが定められている。

4)生活害虫防除剤協議会
①家庭用生活害虫防除剤の自主基準(平成元年制定、平成14年最終改訂)一般家庭で使用される薬事法対象外の殺虫剤や忌避剤に関し、製品の安全性等の品質を確保し、国民の健康に資することを目的とし、成分の種類や含量、効能や表示等の製品基準、製造所の構造・設備、管理等の製造基準、安全性、効力試験、安定性試験等の試験法等の基準を定め、使用上の注意点の表示方法の具体例も示されている。
②『家庭用生活害虫防除剤の自主基準に基づく「製品登録マーク」に関する規定』及び『「製品登録マーク」に関する規定の内規』
自主基準を実施するに当たり、基準に適合した製剤に付与される登録マークの申告及び使用・表示法、有効期間、責任、罰則などについて定めている。


runより:長い記事お疲れ様でした((。´・ω・)。´_ _))ペコ

殺虫剤の成分はかなりヤバイのですが規制が緩いと感じます。

シックハウス症候群、化学物質過敏症の原因となるだけに見落としてはならないのが殺虫剤です。