黄砂に付いてる中国の大気汚染で、春夏秋冬、健康被害を受けています
黄砂に付着している中国の大気汚染の影響で、咳喘息になったり、百日咳と診断されたり、感染症に弱くなったり、扁桃腺が腫れて膿がたまっていたりします。
また、免疫が乱されてアレルギーになったり、膠原病が悪化して間質性肺炎が出たり、熱が出たり、さまざまな体調不良を引き起こします。
黄砂は肺の奥まで入り込んで付着するので、悪影響は長く続き、過敏性肺炎に移行する人や、秋に咳喘息になる人もいます。
黄砂そのものに敏感でない人は、後日、ダメージを実感することもあります。
たとえば、黄砂の微粒子が血液中に入り込むと、腎臓に負担をかけるため、足がつる人も増えますし、冬になって腎炎を発症する人もいます。
黄砂は毛穴の奥にも入り込むので、アトピー性皮膚炎(露出度の高い「顔」へのダメージが特にひどい)も悪化して改善しにくくなります。
鼻炎などの症状の原因を花粉のみに誘導しているテレビや新聞の情報だけに頼らず、インターネットの検索も駆使して、家族のために、いますぐ、黄砂対策を!
黄砂飛来、空気中のカビや細菌5倍に(2009年4月)
黄砂が飛んで来ている時には、空気に含まれるカビや細菌などの微生物が、黄砂がない時の5倍多い
黄砂が来た2008年5月と、来ていなかった09年4月に、石川県珠洲市の上空約800メートルの空気中から微生物の破片を採集。
遺伝子を手がかりに比べたら、黄砂時には約5倍の濃度で微生物がいた。確認できた種類は、黄砂時に20種余り。
来ていない時に見つかった9種とはすべて別のものだった。
黄砂の影響を巡っては、京都大などのグループが小児ぜんそくの発作の危険性が高くなると報告。
筑波大などのグループは、黄砂に口蹄疫ウイルスの遺伝子が含まれる可能性があると警告している。
光化学スモッグ+黄砂 鼻炎、のど炎症患者急増(2007年5月)
大気汚染生活に“影” 光化学スモッグ+黄砂 鼻炎、のど炎症患者急増。
西日本一帯、運動会短縮も
中国大陸から飛来する汚染物質との関連が指摘されている光化学スモッグの発生と、同じく偏西風に乗って西日本一帯に降り注ぐ黄砂。
この大気汚染のダブルパンチが市民生活に大きな影響を及ぼしている。
のどの痛みやせき、鼻水など花粉症に似た症状を訴える患者が急増しているのをはじめ、27日に運動会を予定している小学校では、午前中だけの開催にするなど対応に苦慮している。
「熱はないし、風邪をひいているわけじゃないのにせきが出て鼻水が止まらない」。
福岡市中央区の会社員男性(46)は、つらそうな表情で、はなをかんだ。
今月中旬から診療所に通い、気管支の炎症を抑える薬を服用中。
職場には同じような症状を訴える人が何人もいるという。
福岡県内では5月、アレルギー性結膜炎や鼻炎、のどの痛みなどを訴えて医療機関を受診する人が急増。
九州厚生年金病院(北九州市八幡西区)の高橋保彦小児科部長は「例年なら3月で減少に転じる花粉症のような症状を訴える患者が、5月の連休以降、逆に増えた。
このころ問題になっていた黄砂の飛来と光化学スモッグの“複合汚染”が影響しているのではないか」と指摘する。
光化学スモッグは今季、4月下旬以降、数回、注意報が発令された。
範囲は福岡県内のほか、工場のばい煙や車の排ガス汚染がほとんどない長崎県の対馬や熊本県の天草、大分県南部、山口、広島の各県に及び、黄砂の飛来範囲とも重なる。
このうち、27日に85の小学校で運動会が予定されている北九州市では、市教委が注意報が発令されたらイベントを直ちに中止するよう通知している。
各地のガソリンスタンドでは、洗車機の前に車列ができている。
その列に並んでいた福岡県古賀市の主婦(32)は「洗っても洗っても黄砂で車が汚れる」とウンザリした表情。
福岡市中央区で客待ちしていたタクシー運転手男性(52)も「今の時期の黄砂は何かが混ざっていて車体にこびりつく。
はたきでは落ちない」とこぼした。
runより:ちょっと意外ですが黄砂のマスクは中国製の方が性能が良いそうです。
当たり前と言えば当たり前ですけど・・・。
ちなみにN95マスク改は黄砂対応です。