・msn産経ニュースより
中国の大気汚染で関心高まる 汚染物質の測定値公表 神奈川県
2013.2.1 17:35
中国で深刻化する大気汚染の国内への影響が懸念されていることを受け、神奈川県は1日、大気汚染物質である超微粒子状物質「PM2・5」の測定結果の公表を県環境科学センターのホームページ(HP)で開始した。県内にある常時監視測定局の日平均値がまとめて閲覧できる。
県大気水質課は「健康面からPM2・5に関心を持つ方が増えている。
春の偏西風を前にインターネット上で不安をあおる情報が流れており、冷静に判断できるデータを提供したい」と話している。
県内の常時監視測定局は県と横浜、川崎、相模原の政令市が計17カ所設置しており、各局の1日平均値(午前0時からの24時間)をHPで翌日公開する。
県が測定している大和と茅ケ崎の2カ所では、1月は国の環境基準値1立方メートル当たり35マイクログラムを超えた日はなかったという。
PM2・5は大気中に浮遊する粒子状物質のうち、粒径が2・5マイクロメートル以下の微細な粒子の総称。
呼吸器の奥深くまで入り込みやすく、健康への影響が指摘されている。
日本でも関心が高まり、全国の状況をリアルタイムで提供する環境省HPはアクセスが集中し、つながりにくい状況が続いている。