・出典:BEMSJの「電磁波(電磁界)の健康影響」講座
http://homepage3.nifty.com/~bemsj/index.htm
・2012年オランダ国立機関からの電磁過敏症に関する文書の概要
記;2013-1-11
オランダの電磁環境の健康影響に関する情報プラットホーム(Dutch Knowledge Platform on Electromagnetic Fields and Health)は、2012年4月に情報ノート「電磁過敏症」を公表した。
オランダの電磁環境の健康影響に関する情報プラットホームは、この分野の科学情報の社会的価値と重要性を評価するために知識・情報を共有する6つの国立機関の専門家達の組織であり、その協議結果にはオランダ保健評議会(HCN)が助言を与えている。
公表された文書は、下記URLで確認することができる。
URL:http://www.kennisplatform.nl/Files/2012-08-31KnowledgeNoteonElectrosensitivity.pdf
「オランダの電磁環境の健康影響に関する情報プラットホーム」
全56頁
本プラットホームの結論としては、「電磁過敏症の人が体験している不定愁訴は実際にあるものであり、重症であるかも知れず、彼らの生活に悪い影響を与えているかも知れないが、このような不定愁訴の原因について、科学研究による解明は未だなされていない」、しかし、「電磁過敏症での不定愁訴のタイプ、不定愁訴が体験される発生源のタイプが非常に多様であるため、原因を探る研究が困難であり、今後の研究で、原因に関して短期的に明快な答えが提供されるとは思われない」と述べている。
また、対処については、認知行動療法・電磁界以外の原因の調査などの選択もあり得るが、電磁過敏症の人々および医療関係者に誤解や無理解といった感情問題が生じないように慎重に手段を選ぶ必要があると述べている。
関心がある方は、当該の原著を入手して読んでください。