イソシアネートの脅威6 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・4 安全な作業のために

 エポキシ樹脂を使った接着・塗装をするときに安全性の点で気をつけるべきことを以下にまと めてみます。

 ・使い捨て手袋を着用する。

 ・長袖・長ズボンを着用する。

 ・低粘度エポキシ樹脂を扱うときは保護めがね・マスクを着用する。

 ・休憩時・作業終了後には、うがいをする。

 ・手についてしまったエポキシ樹脂を剥すときにシンナーをつかわないこと。

溶剤では殆ど取れないし、かえって皮膚への吸収を促進するおそれがある。

筆者の経験では納豆をこすりこむとはがれやすくなるということがあったが、 ぼろきれでふき取って取れない分は、何もしないで皮膚上で硬化させて時間をおいて剥すのがよい。

 ・道具のうち可能なものは使い捨てをこころがける。

   混合・塗布のため道具を例にとれば、わり箸や板切れで自作したへらを使いその都度捨てていくほうがよい。

 ・繰り返し使用したいパテナイフなどは、紙やぼろきれで拭くだけにしてシンナーで洗わない。

 硬化してからサンディグすれば安全。(ただしサンディングの際はマスク着用のこと)

 ・刷毛は安物を使って使用するたびに捨てていく。

   シンナーで洗っても簡単には取れないし、安全上問題がある。

 ・皮膚反応が出たら、しばらく使用を中止しする。

   残念だが、接触の繰り返しがさらにアレルギー反応を固定化する。

 ・そばにいるだけで発疹や咳が出るようならエポキシ樹脂使用をやめて別の材料を使う。

 ・サンディングの際は防塵マスクを着用する。

 ・エポキシ塗装では、スプレーガンや霧吹きを使わないで刷毛を使う。

 ・塗装の際は、換気をよくする。戸外でやるかカーポートのような開放構造の場所が理想的。

 ・混合比を正しくし、温度管理も適正に行なうことにより未重合・未反応の成分をなるべく残さないようにする。