信じられない事にまだ何も起こっていません( ̄_ ̄ i)
身体から塩素の臭いがします、足の不自由な大家さんに脚立の上で無理な体勢な作業はさせられなかった。
そして工事した部屋の問題では無く上の階の部屋の問題だったので汚すのは住人の女の子が可哀想だ。
脂まみれのパイプから塩素だらけの水を体で撒き散らかさない様に防ぎながらバケツに水を落としていく。
後の事など考えなかった・・・他人は助ける事は無理でも自分はどうにか出来る、それは確信していました。
腕を伝わって汚れた水がバケツに入っていく・・・少しずつノコギリで切りながらの作業。
切り離しが終わっても水はまだ出てきた、この時点ではマスク無し。
まるでトッポの様にぎっしり詰まったパイプを外せた。
ここで一度着替えと外の空気を吸いに行く。
身体と部屋にピリカレを吹きつけてニオイをある程度消した。
そしてパイプ用ボンドを使われた瞬間に「ヤバイ!」とマスク装着。
取り付けて一度外に出る、深呼吸・・・有機溶剤には解毒方法は呼吸しかない!
その間に大家さんが作業を進めていました、しかし水を抜いた時に自分が言った言葉が現実に・・・「コレはまだまだ奥まで詰まってるよ」と。
昨日は精神科の予約があったのですがキャンセル、大家さん1人では危険と判断しました。
カーブしたパイプも更にカットして3本の醜いトッポ完成。
ここからまた有機溶剤、ストレート2本とカーブ1本を繋げる必要がある。
さすがにこの作業は出来ないので大家さんにしてもらうのですが非常に不安定な足場なので大家さんを支えないといけない。
マスクにはわずかにアルミテープを張っていない所がありそこから有機溶剤が侵入してきました。
正直言って想定外のvoc濃度、このマスクは芳香剤有りのトイレにずっと居られる程の性能はありました。
それでも侵入してくるとは・・・しかし手を放す事は出来ない。
寒いので換気もままならない、臭いのは3人の中私だけだから。
こうして3時間半程掛けて終了、部屋の女の子と3人で食事しに行ったのですが・・・香水の方がきつかったです(^▽^;)
かなり劣悪な状態だったと想像できると思います、何故耐えれたのか?
答えは1つしか考えられません、自律神経の解毒がかなり進んでいます。
それと有機溶剤は徹底して逃げていました、なので「外敵」と判断しなかったと考えられます。
マスキングでは無いのも確か、香水には強く反応しました。
こうして再度詳しく書いたのは光が見えたからです。
化学物質を避けてちゃんと解毒すれば反応しにくくなる!
ダウニーに強く反応するのは暴露回数が多いからではないか?
化学物質を避けてるだけではダメ、解毒だけでもダメ。
両方出来てやっと耐性が戻るという確信・・・それが光。
恐らく化学物質過敏症の治り方とはこういう事の積み重ねなんでしょうね。