何がリスクか? 1996年アメリカの報告 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・出典:BEMSJの「電磁波(電磁界)の健康影響」講座
http://homepage3.nifty.com/~bemsj/index.htm


・*何がリスクか? 1996年アメリカの報告 


面白い記事を紹介します。 

RISK IN PERSPECTIVE, AUGUST 1996, というパンフレットで、HARVARD CENTER FOR RISK ANALYSIS が発行しているものです。
色々な生活環境における健康に影響すると思われる因子を挙げて、電話アンケートで各人が、各因子をどの程度危険と感じているかを調査した結果です。

結果は
男女共に60%以上の人が危険と感じている因子は、喫煙と 周囲に撒き散らす煙草の煙の2因子。
男女共に40%以上の人が危険と感じている因子は、オゾン、残留農薬、空中に飛散している塵芥、環境変化に伴う気温の上昇、建物の中のラドン(放射性)の5因子。

男女共に30%を越えて危険と感じている因子は、 環境中の電磁波、医療用のX線の2因子。
参考用に、男女共に危険と感じないもの(5%以下)は リラックスする為の音楽。
殆ど全ての因子で、男に対して女は10%程度より危険と感じている。

この研究によれば、電磁波以外にもっともっと緊急的に解決しなければ、ならない危険因子が多いと言えます。
こうしたこともアメリカでは研究されています。 

こうした研究は色々な規格を策定する時に、規格が一般の人の不安を解消するか否かの検討の時に、利用されるようです。

この記事は1996年のものなので、5年を経過した現在は、変化しており、今調査を行えば、電磁波に関しては携帯電話の電磁波などが因子として上げられているかも知れません。