安全と危険 | 化学物質過敏症 runのブログ

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化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです

・出典:BEMSJの「電磁波(電磁界)の健康影響」講座
http://homepage3.nifty.com/~bemsj/index.htm


・安全と危険 その1

電磁波の健康影響を論議する時に、論議の的になるのが「安全性が科学的に確認されていないので、現状の電磁波は危険である」という主張と、「危険性が科学的に検証されていないので、現時点では問題ない、安全である」という主張とがぶつかり合うことである。

                                   2分法

危険である=安全性の立証はない

危険性の立証はない= 安全である

↓↓↓ 

3分法

100%危険である
リスクと利便で判断

リスクと利便で判断

100%安全である

↓↓↓ 

4分法

①100%危険である:この数値以上は危険性がある、この数値以上は安全ではない、
すなわち健康影響に害を与える可能性が知見として確立されているという部分、
閾値の決定であるのでこの領域を定める数値にはいかなる安全率も含まない。

②健康に悪影響を及ぼすおそれが指摘されているが、それらは少数意見であったり、
他の研究によって再現されたりせず、
他の研究との一貫性が確立していないといった未確定の部分。
①と③の間の部分。 リスクと利便さで判断する。

③少なくともこの数値以下であれば健康に悪影響を与えることはないという知見が確立している部分、多くの学者や組織が確立した知見として認める数字に基づく。

日本工業規格の「人への危害または損傷の危険性が、許容可能な水準に抑えられている状態」
(機能安全)

規定作成の組織の決定を信用するかしないか、も含めて、リスクと利便さで判断する。

④100%安全であることが確立している(絶対安全)。