・製品安全データシート
ホルムアルデヒド
作成日2003年05月06日
改定日2006年03月23日
改定日2006年03月27日
改定日2008年01月11日
化学物質等の名称:
ホルムアルデヒド
推奨用途及び使用上の制限:
接着剤原料、界面活性剤、農薬、消毒剤、その他一般防腐剤、有機合成原料
健康に対する有害性
急性毒性(経口)
区分4
急性毒性(経皮)
区分3
急性毒性(吸入:ガス)
区分2
皮膚腐食性・刺激性
区分2
眼に対する重篤な損傷・眼刺激性
区分2A
呼吸器感作性
区分1
皮膚感作性
区分1
生殖細胞変異原性
区分2
発がん性
区分1A
特定標的臓器・全身毒性
(単回ばく露)
区分1(神経系、呼吸器)
特定標的臓器・全身毒性
(反復ばく露)
区分1(呼吸器、中枢神経系)
吸入するとアレルギー、喘息又は呼吸困難を起こすおそれ
アレルギー性皮膚反応を起こすおそれ
遺伝性疾患のおそれの疑い
発がんのおそれ
神経系、呼吸器の障害
長期又は反復ばく露による呼吸器、中枢神経系の障害
水生生物に毒性
化学名又は一般名:
ホルムアルデヒド (Formaldehyde)
別名:
メタナール (Methnal)
オキソメタン (Oxomethane)
ホルマリン (Formalin)
応急措置
吸入した場合:
被災者を新鮮な空気のある場所に移動し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。
直ちに医師に連絡すること。
皮膚に付着した場合:
直ちに、汚染された衣類をすべて脱ぐこと、又は取り去ること。
多量の水と石鹸で洗うこと。
気分が悪い時は、医師に連絡すること。
汚染された衣類を再使用する前に洗濯すること。
目に入った場合:
水で数分間、注意深く洗うこと。次に、コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。
眼の刺激が持続する場合は、医師の診断、手当てを受けること。
飲み込んだ場合:
直ちに医師に連絡すること。
口をすすぐこと。
予想される急性症状及び遅発性症状:
鼻・喉の灼熱感、咳、息苦しさ、頭痛、吐き気、催涙、視力喪失。
遅発性症状:喘息様症状、肺水腫、排尿障害、血尿。
許容濃度(ばく露限界値、生物学的
ばく露指標):
日本産業衛生学会(2005年版)
0.5ppm
pH:
2.8~4.0(37%水溶液) 1)
融点・凝固点:
-92℃(ガス) 1) ,5) ,6)
沸点、初留点及び沸騰範囲:
-19.5℃(ガス) 1) -20℃(ガス) 5) 98℃(37%水溶液) 5)
引火点:
引火性ガス(ガス)5) 85℃(37%水溶液)(密閉式) 5)
蒸気密度(空気 = 1):
1.04(空気=1)(計算値)
比重(密度):
1.081-1.085(25℃/25℃)(水溶液) 1)