BEMSJの「電磁波(電磁界)の健康影響」講座17 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・*「安全」の定義 その3
記:2012-3-7

産経新聞 2011年5月27日の記事です。

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曽野綾子 産経新聞のコラム「小さな親切、大きなお世話」
「安心病」の特効薬は

ある日の夕方、NHKのニュースを見ていて、私はおかしな気分にとらえられた。
(略)
何度も書いているのだが、安心して暮らせる生活などというものを、人生を知っている大の大人が言うものではない。
そんなものは、地震や津波が来なくても、もともとどこにもないのである。
(略)
安心して暮らせる生活を、約束する人は嘘つきか、詐欺師。
求める方は物知らずか、幼児性の持ち主である。
(略)
一方、国民の方は昔から原発を「絶対に安全なのか」という言い方で追いつめてきた。
「いや、物事に絶対安全はありませんから、事故の場合を想定して避難訓練もいたします」と原発側が言ったとすると
「事故がおきる想定の下で、原発建設をやるのか!」とやられるから、
「原発は絶対に安全です」という子供じみた応答になる。

しかし物事に「絶対安全」ということはないのである。
今後いかなるエネルギー政策をやろうと、絶対の安全はないという認識が国民の側にもないと、 物事は動かない。
もちろん安全は必要だから、より安全を執拗に目指すことは当然だ。
「安心して暮らせる」とか「絶対安全でなければ」とかは、共に空虚な言葉だ。
(略)
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関心のある方は、上記の新聞記事を入手して、全文を読んでください。
絶対安全はない と言うのが大事です。