安部さんが「日本人は添加物が大好き」と言った理由がどんどん明らかになっていきます。
たくあんを例にして解説してます、本物のたくあんは手間がかかる上に色が悪く臭いし日持ちしないから売れないと言います。
添加物だらけの方が色良く長持ちして売れるんです。
安い、便利、きれい、日持ちがする、味が濃いという理由で添加物だらけの物を欲しがるのです。
前言の意味が分かりました、確かにそういう感覚でした。
結果的に「日本人は添加物が大好き」となりますね。
さて、その後安部さんと共に有機栽培農家などを巡る話になるのですが良い話がたくさんあります、そこは本を読んでもらうとしてまたまた衝撃な話が出てきました。
まずは有機栽培農家の全体の農家からの比率です、10%ぐらいあるだろうと思うでしょう。
しかし現実は0、16%です、現在は少し増えたでしょうが1%にも満たないでしょう。
ネットなどで有機野菜販売を謳うところは多いですがこの比率では偽りの業者もいそうです。
衝撃はまだ続きます、食品の安全性を示す有機JAS規格ですが外国では相手にもされない物だという事です。
昔ながらの製法で醤油を作っている老舗が輸出する為にアメリカの機関で承認を得たエピソードがあります。
という事は我々が信じてる有機栽培って何なの?と思います。
そして最大の衝撃が各都道府県が決めた農薬の使用回数です。
新潟での米は20回、群馬のキャベツは26回、熊本でのトマトは61回。
これは1回収穫するまでの回数です、もちろん全ての農家がこの回数を守ってる訳ではないのですが(有機栽培。減農薬など)行政の指導に素直に従っている農家も多いと思います。
細かい部分で驚いた事はまだあるのですが美味しんぼ101巻をぜひ読んでみて下さい。((。´・ω・)。´_ _))ペコ