整体、カイロプラクティック、マッサージによるトラブル続発 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・整体、カイロプラクティック、マッサージによるトラブル続発~国センが注意喚起
2012年8月 3日 14:35
 (独)国民生活センター(以下国セン)は2日、整体、カイロプラクティック、マッサージなどの手技療法で、骨折するなどのトラブルによる被害の相談が多く寄せられているとして、消費者および関係機関へ注意と情報提供を呼びかけた。

 国センによれば、健康維持や身体症状の改善、解消などを目的に、整体やマッサージなどのいわゆる「手技による医業類似行為」を受けて被害が発生したという相談が、過去5年間で825 件寄せられており、件数は増加傾向にある。

その被害内容は「指圧・マッサージ店で全身の指圧マッサージを受けたところ肋軟骨を骨折」、「接骨院でカイロプラクティックを受けて肋軟骨を負傷」、「頸椎捻挫」、「マッサージを受けて首や頭の周りが痛くなり頸椎捻挫」――など。

 手技による医業類似行為のうち、あん摩マッサージ指圧や柔道整復については国家資格取得者しか施術を行なうことができない。

一方、「整体」や「カイロプラクティック」などの手技は国家資格制度がないため、施術者の技術水準が一定していないほか、各店舗によりその施術方法は千差万別。

それぞれの関係団体による自主基準で行なわれている。

 特にカイロプラクティックにおいては、関係団体が数十におよび、施術者は数千人にのぼると言われているが、関係者筋によれば、国内でWHO(世界保健機構)のガイドラインに適合している施術資格者は約600名。

そのなかでカイロプラクティック先進国である米国の国際基準資格を持つ施術者は100名しか存在していないという。

 その被害相談の約4割は整体やカイロプラクティックなどによるものであるとし、国センでは施術トラブルの未然防止・再発防止のために、関係団体・機関への情報取集を行なうほか、消費者に対しては情報提供するとともに、施術後に何らかの症状が出た場合は、速やかに受診するよう呼びかけている。

【小山 仁】