内科から見た肩こり9 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・5)筋緊張の発生メカニズム

(イラスト12)
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(イラスト12) 神経末端に加えられた痛み刺激は知覚神経を通して脊髄後根から脊髄に伝えられます。

この刺激が痛みとして感じられるには、刺激が上向して脳に伝達される必要があります。

一方、後根から脊髄に入った刺激は、脊髄レベルで前根に入り運動神経を介して反射的に筋収縮を強くします。

また交感神経への刺激は、筋肉中の血管収縮を生じて血流障害を起こします。

その結果、筋肉中の老廃物質の運搬が悪くなり、老廃物質が蓄積されやすくなり、このことは筋収縮を一層悪化させることになります。

こうして肩こりの悪循環が形成されるようになります。


runより:長い記事お疲れ様でした、肩コリと連携して起こる化学物質過敏症の症状はとても多いと考えています。

特に肩から上の症状に大きく関与していると考えられます。

化学物質過敏症の複雑さはこういう「症状の連携」が起こる事も要因の1つだと私は思います。

ちなみに私が回復してきた大きな要素の1つが肩、首コリの除去です。