農薬と癌 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・出典:環境汚染問題 私たちと子どもたちの未来のために
http://www.maroon.dti.ne.jp/bandaikw/

・農薬と癌
子供の癌
 
子共は農薬の影響を受けやすいことが知られています。

親の農薬使用と小児癌発生率との間に優位な関連があることが示されています。 [8]

人間に対する農薬の影響に関する疫学研究は、様々な限界がありますが、リスクの大きさは大人より大きいことが示されている。

このため、米国立癌研究所のザームとワードは、子どもの農薬被曝を減らす、可能であればなくすことが賢明であることを指摘している。

特に子どもの主な農薬被曝源である家庭と庭での農薬使用や、公共の土地での農薬使用による被曝を減らすことを主張しています。[1]
 
小児白血病
 
いくつかの疫学研究が、小児白血病と親の農薬被曝が関連していることを明らかにしています。
 
家庭の農薬使用
 
1987年のアメリカ国立癌研究所の報告では、小児白血病のリスクは週に一度以上家庭内で農薬を使った場合ほぼ4倍に増加し、庭用農薬を月に1度以上使った場合、6 倍以上増加します。
 
ドイツのグーテンベルク大学のマイネルトらの研究グループは、1993年から1997年に西ドイツの州で15才以下の子供の親に面接調査を行った。

調査対象の子供は白血病が1,184人、非ホジキンリンパ腫234人、固形腫瘍2,588人、対照2,588人であった。

住宅での殺虫剤使用が小児リンパ腫と関係が認められた。

駆除業者による害虫駆除と親の家庭用農薬使用が有意な危険因子であることが分かった。

農場での農薬使用は小児白血病と弱い関連があったが、庭での農薬使用は小児白血病との関連はなかった。[2]