経皮毒と日用品3 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・経皮毒と入浴剤

入浴剤も経皮毒と関わっています。

入浴剤の主な成分は重曹(炭酸水素ナトリウム)です。重曹そのものはあまり問題ないのですが、ほとんどの入浴剤では色や香りをつけるための着色剤や芳香剤が使用されており、それらは経皮毒性を持っている場合が多いため注意が必要です。

色や香りはリラックスしたり、温泉気分を味わったりという精神面への効果は大きいのかもしれませんが、肉体的には経皮毒のような皮膚のトラブルにつながります。

また入浴剤を使用する環境も経皮毒作用を促します。

入浴時は体温が上がり、皮膚の細胞が活性化されると、経皮毒性のある化学物質の吸収率が高まるので気をつけましょう。


入浴剤の成分の有害物質一覧(経皮毒成分含む)

ここでは入浴剤によく使用される経皮毒性化学物質を含む有害化学物質を一覧にまとめましたので、参考にしてください。


【経皮毒性成分】 【用途・作用】

硫酸Na 用途:染料、水分除去剤、洗浄剤
作用:皮膚・目・呼吸器系への刺激

シリカ(無水ケイ酸) 用途:消泡剤
作用:発がん性、目・呼吸器系への刺激

エタノール 用途:防腐剤、殺菌剤、収斂剤
作用:皮膚・粘膜を刺激

BG 用途:湿潤剤、保湿剤、乳化剤
作用:経皮毒作用

PG 用途:保湿剤、乳化剤、不凍剤
作用:経皮毒作用

橙色205号 用途:着色剤
作用:発がん性

赤色106号 用途:着色剤
作用:発がん性

香料 用途:香料
作用:発がん性